名前の字画に注意して、良い名づけをする5つの基本的知識

名前の字画に注意して、良い名づけをする5つの基本的知識

名前をつけるということは、赤ちゃんの一生に影響を与える重大事。昨今では、名前が常識的な家庭で育ったかなどの判断材料になると言われていますし、赤ちゃん本人が望んだわけではない名前でマイナスになるようなことは避けたいものです。

一生使うものですから、「音の響きが可愛い」「インパクトある漢字でかっこいい」「いま流行しているから」など、その場の雰囲気で決めてしまうのはいかがなものかと思いますよね。

そこで、名前の字画で赤ちゃんが幸せな人生を歩む手助けをするのはどうでしょうか?幸せを呼び込む名前の字画を知って、後悔しない名づけをしてあげましょう。

人生において幸せとは、健康運・家庭運・人間関係や金銭面などの社会運がその多くを占めます。この3点を重視した名前の字画について、知っておきたい基本的な知識をお伝えします。

 

名前の字画に注意して、
良い名づけをする5つの基本的知識

 

 

天格…ご先祖との縁を知ろう

天格とは、苗字の総数のことです。「祖格」と呼ばれることもあり、先祖運を表すと言われています。苗字の画数なので、家族がみんな同じ天格を持っていることになります。

変えようのない部分ですが、これから赤ちゃんの名前の字画を考えようとする場合には、この天格と下の名前の字画との相性が問題になってきます。つまり、苗字が違えば良い画数は違ってくるのです。お隣の○○ちゃんの名前の字画がとても良いらしいから、うちの子も同じ名前に…という簡単なものではないので、注意してくださいね。

 

地格…0才~29才の運勢を考えた名づけにしよう

地格とは、いわゆる下の名前。これからつけようと考えている名前の部分です。ここは、幼年期から青年期、あるいは中年期までの運勢を表す部分と言われています。

人生の序盤なので、下の名前の字画には性格や才能、金運、適職が関係してきます。また、他人の目から見たその人の印象も地格で表されるといいます。

近頃は可愛さやインパクトを重視して名前を考える人も多いのですが、人生の序盤とはいえ仕事や才能など一生を左右する要素にも大きな影響を及ぼしますので、名前も字画もしっかりと将来性を考慮してつけてあげたいものですね。

 

人格…30才~50才の運気を知ろう

人格とは、苗字の最後の一文字と、これからつける下の名前の最初の一文字を足した画数です。下の名前の字画だけが同じでも、苗字が違っていれば同じ人格にはならないので、同じ名前なら同じ運勢というわけではないということになります。

人格では、中年期以降の運気を判断します。結婚運や社会での評価など、生活の安定度が人格に表れるとされています。結婚で苗字が変わった場合、名前の字画が変わるので、人格も変わることになります。結婚はその人の運気を左右する、人生の一大イベントであると言えます。

 

総格…晩年を幸せに過ごせる名前を考えよう

総格とは、苗字と下の名前の字画をすべて足したもの。晩年の運勢を表しますが、人生全般において影響を及ぼし、特に年齢を重ねるごとに名前の字画の特徴がはっきり表れてくるとも言われています。

名前の字画が同じ数字になる人はこの世にたくさんいますが、画数だけ同じでも、どの部分が何画の漢字なのか、どんな漢字の組み合わせなのかでも運気が違ってくると言われ、単純に名前の字画だけで判断できるものではありません。姓名判断の専門的な知識がないと、運気のバランスを取るのは難しいと言われています。

 

外格…社会環境や健康を考慮しよう

外格とは、総格から人格を引いた画数。苗字の最初の一文字と、名前の最後の一文字を足したものです。外格も、結婚などで苗字が変わると名前の字画が変わるので、影響を受けます。

外格で判断する運勢は、主に対人関係。職場の人間関係や交友関係など、人付き合いや社会的な環境を判断することができます。

また、家庭運も人間関係ですので、外格で運気を見ることができます。健康運も外格で判断しますので、赤ちゃんの健やかな成長のためにも良い名前の字画を考えてあげたいですね。

 

いかがでしたか。

願いを込めてつける名前に良い字画を…と願うのは、当たり前のこと。誰だって我が子が安泰に暮らせることを願います。そこで名前の字画にこだわりますが、姓名判断の知識がない人だけで考えるのはおすすめしません。

というのも、姓名判断にはたくさんルールがあり、単純に名前の字画を数えるというものではないからです。姓名判断では、名前の基本は「苗字二文字、名前二文字」です。しかし、世の中には苗字が一文字や三文字の人もたくさんいます。

この場合、一文字の苗字は人格・地格・外格に1を加えることがあります。しかし1を加えるかどうかは流派次第で、加えない流派も存在します。また、総格の部分にも書きましたが名前の字画だけでなく、使われている漢字も関係してきます。

また、「さんずい」を3画と数えるか4画とするかなど、流派によって数え方はまちまちなのです。迷った場合は信頼のおける専門家に鑑定してもらうのが確実。この記事を参考に名前の字画をじっくり考えて、良い名前をつけてあげてくださいね。

 

まとめ

名前の字画に注意して、良い名づけをする基本的知識とは

・ 天格…ご先祖との縁を知ろう
・ 地格…0才~29才の運勢を考えた名づけにしよう
・ 人格…30才~50才の運気を知ろう
・ 総格…晩年を幸せに過ごせる名前を考えよう
・ 外格…社会環境や健康を考慮しよう

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