勾玉の厄除けエネルギーを使って人生の門出を祝福する方法

勾玉の厄除けエネルギーを使って人生の門出を祝福する方法
日本神話において八咫鏡、草薙剣とともに三種の神器として数えられる八尺瓊勾玉。勾玉は、首飾や耳飾などと並ぶ古代日本の装身具のひとつですが、現在の装飾品とは少し異なります。

「勾玉は不思議な力が宿る」とされていたことからも分かるように、装飾的な意味合いよりも、祭祀にも使われていたとされるほど魔除けや呪術的な意味合いが強いアイテムです。

勾玉は古くから魔除けや厄除け、開運のお守りとして大切に扱われ、お守りとしての働きはもちろん、生命力の向上、持ち主の能力アップなどの効果も期待できます。

まさに人生の門出にピッタリのアイテムですね。そこで今日は、勾玉のエネルギーを十分に活かすために知っておきたい勾玉との付き合い方をご紹介しましょう。

 

勾玉の厄除けエネルギーを使って
人生の門出を祝福する方法

 

 

諸説ある勾玉の形の意味

勾玉ってよく見るとなんだか不思議な形をしていますよね。まずは、独特な形状の由来についてご紹介しましょう。勾玉の形の由来には諸説あります。

・人間の胎児を模したとする説

・動物の腎臓を模したとする説

・魂の形を象ったとする説

・釣り針の形を起源とする説

・獣の牙で作った牙玉をもととする説

・月の形を起源を模したとする説

・昆虫のさなぎや繭の形を起源とする説

・魚の形を起源とする説

ほかにも、形そのものに意味があるとする説や破損した耳飾を再利用したとする説もありますが、実際のところはまだよく分かっていないというのが実情です。

 

勾玉を選ぶときに大切なものは「直観」のみ!

美術品としての勾玉を選ぶ場合には、形や大きさ、色合いなどを見て判断しますが、お守りとしての勾玉を選ぶ場合にも同じ基準を判断材料としてしまうと、相性が合わないものを手にしてしまうこともあるため、これらを判断基準とするのは避けましょう。

勾玉を選ぶ場合には「直観」が大切です。ひと目見ただけで気になった、目を閉じて手にしたときに安心感が生まれた気がするなどの感覚を大切にしてください。少しでも違和感がある勾玉は、あなたとの相性が良いとは言えません。

何かを見たり触れたりしたときに心地よいと感じるのは「あなたが今それを必要としているから」です。つまり、あなたが勾玉を見たり触れたりしたときに、心地よいと感じたものは、今のあなたに必要な勾玉だと言えるのです。

人にプレゼントする場合には、プレゼントする相手をイメージしながら勾玉を持ったときに、プレゼントする相手が喜んでいるイメージが湧いたものを選ぶと良いでしょう。

勾玉を選ぶ瞬間は、何千、何万年とかかってできあがった石との出会いの瞬間でもあります。その瞬間を大切にしたいですね。

 

勾玉は大切な友人と付き合うように扱いましょう

勾玉を扱う上でもっとも大切なことは「勾玉を便利な道具のように扱わないこと」です。私たちのように自分で動くことはできませんが、勾玉も生きています。勾玉の力だけに頼らずに、大切な友人のように扱うことが大切です。

【注意すること】

・定期的にパワーを充電させる
・テレビやパソコンなど磁気の強いものの近くに置かない

【勾玉の充電方法】

・5分ほど流水にさらす
・午前中の20~30分間、日光浴をさせる

この方法は、勾玉の材質により不向きな場合もあります。流水や日光浴による充電が不向きなものは、月光浴やクラスターによる浄化をおすすめします。

【浄化が必要なとき】

・購入してすぐ
・パワー不足を感じたとき
・人に貸したあと

このほかに、月に1度を目安に定期的に充電させてあげると良いでしょう。

 

勾玉に願いを込める場合には完了形で言い切ることがポイント

人生の門出を祝福する場合は特に、勾玉に思い思いの願いを込めたいですよね。勾玉に願いを込める方法をご紹介しましょう。勾玉を握り、勾玉に話しかけるように「○○にさせていただきました。ありがとうございます。」と言いましょう。

「幸せになれますように」などのように念じるのではなく、「幸せになりました」などのように、すでに叶ったこととして完了形で言い切ることがポイントです。

もちろん、勾玉と仲良くなることも大切です。日ごろから勾玉を握ったり撫でたりするなどして、慈しみの気持ちを持って勾玉に接しましょう。勾玉の効果はすぐに実感する人もいれば、数ヶ月経ってやっとなんとなく効果を感じる人もいます。

単なる個人差による場合もありますが、あなたとの波長がなかなか合わないことが原因となることも・・。勾玉を持ったら、勾玉を大切にすることはもちろん、日ごろから些細な変化に気づけるよう、アンテナを張っておくことも大切です。

 

直観に従って身につけましょう

勾玉は、できれば肌に直接触れるようにつけましょう。このときに、細く尖ったほうを自分に向けることがポイントです。パワーがダウンしてしまうことがあるため、皮ひもは避けた方が良いでしょう。また、勾玉は常につけておく必要はありません。

つけたいときは身につけて、つけたくないときは外してしまってOK。直観に従いましょう。勾玉を保管する場合には、直射日光を避け、風通しの良い場所に置いておきましょう。もしも割れたり欠けたりした場合には、感謝の気持ちを持って土に埋めてあげてくださいね。

 

関東の勾玉と出雲型勾玉

古代勾玉には、獣形、緒締形、コ字形などいくつかの形がありました。現在では、地域により形に多少の違いがありますが、尾の先端が尖った関東の勾玉と尾がふっくらと丸みを帯びている出雲型勾玉のふたつが主流です。

出雲型勾玉には、「想いが込めやすく抜けにくい」特徴があるため、人生の門出を祝福するにはピッタリの形だと言えるでしょう。

 

勾玉に多く使われる石の意味

勾玉の素材は天然石だけでなく、シルバーのような金属でできたものもあります。勾玉選びに迷ったら、人生の門出を祝福するときの願いに合わせてみても良いですね。ここでは勾玉に多く使われている石の意味をご紹介しましょう。

◇赤メノウ:健康、女性の美

◇青メノウ:健康

◇水晶:清純無垢

◇アメジスト:無償の愛

◇ローズクオーツ:恋愛成就、」恋のお守り

◇タイガーアイ:金運アップ、富を手に入れる

◇エメラルド:健康、調和

 

さて、勾玉のエネルギーを十分に得るためには、勾玉とあなたの相性が大切です。私たちは日ごろから、自分の意思や自我に従い物事を選ぶことが正しいという世界で生きていますが、勾玉との出会いや相性は、そのような世界観とは別の世界に属しているため、考えや意思に左右されずに「直観」に従うことが大切です。

もしも相性が悪い勾玉と出会ってしまったらどうしよう・・などと不安に思う人もいますが、安心してください。勾玉に「これから仲良くしてね」「これからよろしくね」など心を込めて語りかけることで相性を良くしていくことができます。新しい人生の始まりのとき。勾玉の強いエネルギーを借りて、思い思いの幸せを手に入れてくださいね。

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