男性は「最初の男」になりたいと思い、女性は「最後の女」になりたいと願う――。昔からよく言われる言葉です。
「私にはこの人しかいない」と思って付き合った恋人であればなおのこと、「最後の女」となって結ばれ、家庭を持って、いつかは子どもを・・・と想うことは自然なことですよね。
けれども、二人の意志でしか始められないのに、一人の「もう別れよう」の言葉で終わってしまうのが、恋愛。
大切な大切な恋愛だったのに、彼からの別れの言葉で、終わってしまった方、彼に他の相手が出来て、奪われてしまった方、または、彼の存在の大きさに気づかずに自ら別れを告げてしまった方などさまざまだとは思いますが、すぐに次にステップへ進めずに、どうしても「また、彼とともに歩みたい」と復縁を願ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんなときはどうしますか?ハウツー本でも買ってみますか?ともだちに協力してもらいますか?それとも自力でなんとかしようと頑張ってみますか?
とはいえ、恋愛は十人十色。正解は決してひとつではありません。復縁を願う人の数だけ、正解の数があります。だからこそ、迷ってしまうものなのですが・・・。
しかし、逆の正解はあります。それは、ついやってしまいがちだけれど、決してやってはいけないこと、です。
コンテンツ目次
復縁を迫るひとがついやってしまう、7つの怖い行為パターン
自己嫌悪に陥る
「わたしの何がだめだったんだろう」「あのときのあの言葉が彼を追い詰めたのかな」
恋愛が終わりを迎えたとき、相手にまだ想いを残していれば入るほど、こうして恋愛中の自分の言動を思い返しては、自らを責めたり、後悔したりしてしまいます。
もちろん、過去の自分を振り返り、冷静な目で反省することは大切なことです。「一つの人生経験」として自分に蓄積し、自らの教訓とするのであれば、それはとても貴重な、有意義な糧となるでしょう。
しかし、そこまで昇華させずに、ただひたすらに自分を責めていては、あなた自身の心が疲弊し、元気も輝きも失ってしまいかねませんし、自己嫌悪を加速させるだけです。
それでは、復縁を叶えるどころか、そんなあなたを見た彼は、一時は心配してくれるかもしれませんが「やっぱり別れて正解だった」とどこかで胸をなでおろしているかもしれません。
過去の自分を責め、過去から抜け出せずにいることは、本来の素敵なあなたから遠ざける、何よりも怖い行為といえるでしょう。
都合のいい女になる
「もう好きじゃなくてもいいから一緒にいて!」
彼との別れをどうしても受け入れられないとき、思わずこんなことを考えてしまう女性も多いでしょう。気持ちはもう離れていても、彼の匂い、彼の感触さえ近くにあれば、身体さえ触れていれば、そのときだけは愛されていると錯覚できるかもしれません。
その時の感覚が麻薬となり、恋人でもないのに彼のお世話をし、彼からの連絡をいつまでも待ち、彼の都合の良いときにだけ会い、身体を重ねる。思い出してください。彼との始まりを。
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、あなたをいたわり、心配し、励まし、未来の話をし、友達や家族の話をし、あなたを「自分の人生のパートナー」として見つめていたはずです。
今はどうでしょうか。
彼は相変わらず優しくしてくれるかもしれません。けれど、「もう一度やりなおそう」の言葉がない限り、それは、仮にどんなに奇麗な言葉でつくろっても、都合のいい女に成り下がっているだけです。
男性は、そういう女性を心のどこかで軽蔑し、「本命の女性」とは別枠で考えています。一度は、パートナーとして認められていたあなただからこそ、そんな存在には決して陥ってはいけません。
どこまでいっても、たとえ彼を失うとしても、一対一の、対等な男性と女性でいてください。
嫉妬させようとする
「男性の本能は狩猟、だから男はハンター」とは良く聞く言葉ですね。確かに、男性は手に入りそうで入らない女性を追いたがるものですし、恋愛の初期には、他の男性の影がちらつくと、躍起になって自分の方へ振り向かせようとするかもしれません。
しかし、あなたとの関係においてはそうではありません。男性は、ハンターであると同時に、とても保守的な生き物。女性の浮気には潔癖なほど、拒否反応を示しがちです。
もし、今、あなたが他の男性の存在を匂わせたら、「あ、もう男できたんだ。じゃあ、俺はもう別にいいか」とあっさり受け流すか、「俺と付き合ってた頃からデキてたのかもな。尻軽だな」とあなたへの興味をますます失う可能性が高いでしょう。
嫉妬させようとするのは、復縁を願うケースにおいては、あまり好ましくないといえるでしょう。
他の男に走る
その3と同じ理由です。
「女性の価値は男性に愛されること」と信じている女性にありがちなのですが、
つい、彼の穴を、一時的にでも他の男性の存在で埋めようとする人がいます。
本当に彼を諦めて次のステップへの踏み台にするだけならば別にかまいませんが、
彼との復縁を望むのならば、常に彼がどう思うか、を考えた行動をしたいですね。
つきまとってしまう
愛情は一緒に過ごす時間に比例する、とは一般的に言われることですが、もし、恋愛関係の終わった相手にそれを求めるとすれば、それは立派なストーカー行為です。
例えば、会社の帰り道にサプライズで顔を出してみる、休みの前の日に彼の部屋を訪ねてみる、彼の行きつけのお店に行ってみる・・・
悲しいことに、付き合っている間ならば、彼に喜ばれたであろうこうした行為は、全て彼には恐怖にしかなりません。
SNSなどを四六時中チェックする
現代では、彼の携帯電話のメールチェックを平気でしてしまう女性もなかにはいるようですが、やはりそれはマナー違反。その代わり、FacebookやtwitterなどのSNSで、彼のアカウントを探し、四六時中チェックしてしまうのをやめられない人が最近は増えているようです。
もちろん、恋人同士で、彼からも認められているのであれば問題はないかもしれませんが、彼と別れたあなたはもはや他人。他人に自分の生活を覗き見されるのは誰しもいい気分はしませんよね。
気持ちは痛いほど分かります。
彼はわたしと別れてどう思っているんだろう。寂しいと思ってくれてるかな。だれかに、わたしと復縁したい、なんて話してくれていないかな。もし新しい女が接近していたらどうしよう。
色んな想いが心をめぐりますよね。ですが、それは彼への執着心。「執着」はあなた自身の心のわだかまりであって、「愛情」ではありません。
執着が消えない以上、もし仮に復縁が成功したとしても、再び執着は不安に形を変え、今度はもっと最悪な形で恋愛に終焉を与えるかもしれません。
周囲を固ようとする
「なんであんなにいい彼女と別れたの?二度と出会えないよ?後悔するよ?」という言葉を期待して、彼の友達や家族に、「良い彼女だった」アピールし、別れは「彼の短絡的な気まぐれ」だった、と思い込ませる行為です。
これは、もっとも彼に嫌がられることです。恋愛や結婚を成功させるときに、まずは彼の友人や家族から取り込んだりすることがあるかもしれませんが、それって実は男性からはかなり評判が悪いみたいです。
きっと、「周りに発破をかけられ、決意させられた」という受身な行動を取らざるを得ないことが、男性にとってはあまり居心地がよくないのかもしれません。もし、これを、好きな相手ではなく、別れた相手にされたとしたら・・・?考えただけでゾッとしませんか。
ご紹介してきた7つの行為は、復縁を願う女性がしてしまいがちな、だけど、同時に、あなたの本来の魅力を半減させ、自信を失わせ、価値を消してしまう、あなたにとって非常に「怖い」行為です。
彼を失う以上に恐ろしいことは、あなたがあなたらしさを失うこと。
「自分」をなくしたあなたに魅力を感じる男性がいたとして、あなたはそんな男性でいいのですか?
彼ではないかもしれないけど、あなたが、楽に、自然に笑える状態を、好きだと言ってくれる男性にめぐり合えたほうがいいですよね。
でもこんな7つの行為をしていたら、彼も、そんな男性も、いつの間にか遠ざけてしまうのです。気づいてください。
あなたが彼を失ったように、彼もあなたを失ったのです。あなたに魅力がなくなった訳なんてなくて、たまたま今の彼が、今のあなたには、最適ではなくなっただけ。
復縁を望むなら、彼を手に入れるための行動ではなく、あなたがより輝けるあなたになり、そのあなたに、改めて彼が惹きつけられたらいいな、という想いで臨んでください。彼を目的にするのではなく、あなた自身の素敵な未来を目的にして、どうか素敵な女性になってくださいね。
まとめ
復縁を迫るひとがついやってしまう、7つの怖い行為パターン
・自己嫌悪に陥る
・都合のいい女になる
・嫉妬させようとする
・他の男に走る
・つきまとってしまう
・SNSなどを四六時中チェックする
・周囲を固めようとすうr