自己暗示とはなにか?うまく使って効果を高めるコツを伝授!

自己暗示とはなにか?うまく使って効果を高めるコツを伝授!
私達は困難に出会い、つらい気持ちを抱えているとき、頑張っても何もいいことは起こらないんじゃないか、自分が悪いのだ、これからどうしていこうか…などの不安や反省の気持ち、絶望などの暗い気持ちに浸りきってしまうことがありますよね。

そんな時に自己暗示を使えば心にゆとりを取り戻す事ができたり、もう一度夢や目標に向かって進む事ができるようになります。

そこで今回は行き詰ったり、悩んだり心が捉われて前に進めないときに試してみてほしい、自己暗示とはなにか?を解説すると共に、うまく使って効果を高めるコツについてお話しします。

自己暗示とはなにか?その意味と仕組みについて

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ではまずはじめに自己暗示とはなにか?についてお話しします。

自己暗示とはポジティブシンキングの元祖とも言われているフランスのエミール・クーエという薬剤師が、ある患者がもつ思い込みが病気の症状を緩和させたことをきっかけに『自己暗示』というものを発見したと言われています。

そして今はではごく日常でも使われるようになり

主に

  • 自分で自分を奮い立たせるように誘導する事
  • 自分に何かを思い込ませて実力以上の力を発揮する事
  • 潜在意識に働きかけて自分を肯定的に変化させていく事

という意味合いで用いられています。

 

正しい自己暗示の使い方と、覚えておきたい注意点

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では次は自己暗示の正しい使い方と、それを使う時に気をつけてほしい事についてお伝えします。

まずは潜在能力を目覚めさせましょう

人間には、自分でコントロールできる顕在能力と、無意識部分の潜在能力があります。無意識の部分で自己コントロールが難しいと言われる潜在能力ですが、それをコントロールできるようになると、人生をより楽しいものにする事が可能になります。

その潜在能力を活用するための一つの方法が「自己暗示」です。

例えば、「明日の朝スッキリ目覚める」という目標を立てたとします。

その目標を、潜在能力を活用し、達成するのです。そして寝る前に、朝起きる時間を決めて、○時に気持ちよく目が覚める、と自分に言い聞かせてから眠りにつくのです。

この時には気持ちよく目が覚めている場面を繰り返しイメージしながら眠ります。

そして、寝る前に、朝起きる時間を脳にインプットすることで、眠っている間に脳が自動的に睡眠のリズムを調整するため、気持ちよく目が覚めるようにするのです。

人間の脳はとても精巧に出来ていますが、案外単純なところもありますので、うまく自己暗示を活用出来るようになると、こういった事がごく当たり前のようにできるようになります。

 

自己暗示を使えるようになる為に自分に自信を持ちましょう

「自分は幸運だ」と思っている人の5人に1人は、自信を持っているというデータがあります。何を始めるにも、自信がなければ上手くいきません。

ですので「私は幸運だ」という言葉を、目覚めた瞬間から寝るまで、何度も何度も言い聞かせてみてください。

何度も言い聞かせることで、自分を自己暗示にかけることになります。そして、その言葉を疑わなくなった時、自信にあふれどんな事も楽にこなせるようになるのです。

このように「自分は最高に幸運な人間だ」と念じ続けるだけで、自信がついてくる事が一番シンプルな自己暗示です。

すると、あらゆる場面で能力が発揮されるようになってきます。自分のことを不幸だと思っている人には自信も運もつきません。目標をもつより先に、自分に自信をつける自己暗示が必要なのです。

自信を持つと不満がなくなり、これまでと変わらない毎日でも面白く感じられるようになるので、目標も自然に達成されるようになるでしょう。

ただ、自分は幸運な人間だ、必ずうまくいく、と思い込めば良いのです。

朝起きたときに、「自分はついている」と思い、夜寝るときには、「今日も一日ついていたな」と自分に言い聞かせ、自己暗示をかける癖がついてくると、本当に「ついている人間」になれますので、ぜひ実践してみてください。

 

口癖を利用して自己暗示かける

人は自分がまったく意識していない時に暗示にかかっていることが多々あります。

例えば、いつも「疲れた」と言っている人は、なんとなくいつも疲れているような気がしてしまいますし、逆にどんなに疲れていても「元気だな」と思っていると、元気でいられたりします。

そう、なにげなくつぶやいている口癖も、一種の自己暗示なのです。

ですので同じ毎日を送っていても、「つまらない」と愚痴っぽく言ってしまう口癖がある人は、本当に退屈な毎日のように感じられますし、逆に「毎日楽しくてハッピーだな」と言っていると、本気で幸福を感じられるようになります。

このようにマイナス思考、ネガティブな性格の人は悪い方悪い方へと行動するようになり、プラス思考、ポジティブな性格の人は 良い方へと正のスパイラルになるような行動をするようになっていくのです。

それならば、自分の口癖をポジティブなものに変えてみましょう。

ネガティブが癖になっている人は、最初は意識して言ったポジティブな言葉と、実際に思っていることが一致しないことに違和感を覚えるはずです。

しかし、続けていくと本当にポジティブに感じられるようになれてくることでしょう。

 

自己暗示を行う時に注意してほしい事

自己暗示をかけているはずなのに、なにも感じられないという方もいるでしょう。しかし、そんな時はあせらず、自己暗示にかかっているつもりになるだけでも効果はあります。

つまり、「自己暗示をかける言葉通りに、自分がそういう状態になっている」のでなく、「自己暗示をかけることによって、あえて自分で、暗示した方向の自分になりきっていく」というように、演技をするような感覚でいいのです。

また、自己暗示を始めた頃は、感情のコントロールがうまくいかずに浮き沈みがちになりますので、うまくいかないことに意識を向けすぎないように注意してください。

少ずつ良くなっていると感じながら、小さな変化を積み重ねていくことが重要なポイントです。

 

自己暗示のためのイメージ力をアップさせましょう

自己暗示は頭の中でイメージを浮かべやすい人の方が行った暗示が実現しやすいです。ですのでイメージ力をアップさせましょう。

イメージは、とにかく具体的に浮かべられるようする事。

例えば睡眠前にでも目を閉じた瞬間から『何が見える?』と自問自答してみましょう。

浮かばない場合は、思い浮かべやすい物から、形、色、香り、動きなど、慣れて来たらストーリーや出演者とかを浮かべて空想を楽しんでみてください。

楽しく慣れてきたら、その流れで自己暗示を試してみるのも良いでしょう。

もし、イメージが浮かびにくい人は次の項目を試してみてください。

 

自己暗示の効果を高める言葉のテクニック

自己暗示に欠かせないのは言葉の効力です。

例えば、何かを得たい場合には、「~したい」「~が欲しい」ではなく『~する』というように、肯定的な言葉を使いましょう。

映像としてイメージの浮かびにくい方は、言語を音として聴くこと自己暗示の効力を高める事をお勧めします。

シンプルではありますがとても大切な事ですのでしっかり覚えておいてください。

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