「土星」と聞くと、なんだかどっしりしたイメージを持ちますよね。九星気学のうち、「土星」とつくのは「二黒土星(じこくどせい)」、「五黄土星(ごおうどせい)」、そして今回ご紹介する「八白土星(はっぱどせい)」があります。
実は同じ「土星」でも、この3つの星は象徴するものが異なります。「二黒土星」は母性豊かな大地を象徴とし、生き物すべてに息吹と力を与えるでしょう。一方「五黄土星」は破壊や崩壊、腐敗すら包み込んでしまう、強大なパワーを持つ「地球」を象徴しています。
これに対して「八白土星(はっぱくどせい)」は「山」を象徴していて、一見するとどっしりしている印象を与えます。しかし八白土星のその頑固さは、九星の中でもナンバー1なんだとか。性格と象徴しているものが連動しているなんて、なんだか面白そうですよね。
そこで今回は、「八白土星」の性格の特徴・恋愛観や相性、そして2024年の運勢と運気を上げるために知っておいたほうが良いことをお伝えします。
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八白土星(はっぱくどせい)が持って生まれた性格と恋愛観について
芸能人では桑田佳祐さんや太田光さん、中井美穂さんなどが八白土星生まれに当たります。この人たちに共通するような性格の特徴はどんなものがあるのでしょうか。実際に見てみましょう。
八白土星の生まれ年
1956年(昭和31年)
1965年(昭和40年)
1974年(昭和49年)
1983年(昭和58年)
1992年(平成4年)
2001年(平成13年)
2010年(平成22年)
八白土星が持って生まれた性格の長所
また、八白土星は知的で穏やか、柔和な雰囲気を持っている人が多いです。実際に知的で優秀な人が多く、周囲の人から信頼を受けます。かつ、八白土星の人は大きな事業を成功に導くほどの強い意志と辛抱強さをもっています。
その中で行動を起こすときも慎重で入念、着実にことを運ぶので、指導者や企業家として成功できるに違いありません。
さらに八白土星の人は考え方も保守的である人が多いのですが、心が広く何事も動じない姿勢なので、周囲が安心できるでしょう。どっしりと構えたその姿勢は、時に人々の憧れの対象となるに違いありません。
八白土星が生まれ持ってきた性格の短所
その一方で、八白土星はいざ付き合ってみると相手に譲らない頑固な面も持っています。周りの意見に流されず、自分の考えを曲げないのが八白土星の性格です。
そのため、せっかく人と親しくなっても頑固で自分の意見を譲らないことが原因で不快な思いをさせてしまったり、周りと衝突してしまうこともあるので、時には相手の考えを理解しようと努力することも大切でしょう。
また、頑固な点と重なりますが、八白土星の人は良くも悪くも完璧を求める傾向があります。頑固者とは、よく言えば忍耐強い、悪く言うと我が強いと言えますよね。それがよく出るのが、「家事」です。
また、良いところでもあり悪いところでもあるのが、熱しやすく冷めやすい性格です。一つの物事に集中する一方、その物事に一度飽きてしまうとスパっとやめてしまうことも。これが趣味に関してなら問題ないのですが、仕事でどんどん転職を重ねると時として年収が下がったり仕事が見つからなくなるリスクもあるので、慎重な判断をしましょう。
さらに、八白土星の人は表面上しっかり者に見えても内面は非常に繊細なところもあります。我が強い一面もありながら、内面の繊細さによって「気分屋」「気難しい」と思われてしまうことも。そしてちょっとしたことで「あんなこと言ってしまって申し訳ないな」と悩んでしまいがちで、それがたたると、ある時突然ドカン!と爆発してしまう可能性も。
八白土星の恋愛観
八白土星の恋愛はどちらかというと保守的で、おとなしい人が多いのでかなり慎重な傾向があります。また、ストレートに思いを伝えるのが得意ではないので、片思いで終わってしまうこともしばしば。そのため、相手のことを理解しながら一歩一歩関係を深める恋愛が理想的でしょう。
また、恋愛においては真面目な性格から遊びの恋愛は好まず、結婚を見据えた上での誠実なお付き合いを望む傾向が多いと言えます。このうち、人からの紹介やお見合いと行ったところに良い出会いがあるかもしれません。