誕生日プレゼント選びの基礎を知り失敗を防ぐ5つのマナー

誕生日プレゼント選びの基礎を知り失敗を防ぐ5つのマナー

普段の感謝の気持ちを込めて、誕生日プレゼントを贈りたいと思うことは年に何度かありますよね。恋人や配偶者であったり、家族や仲の良い友達であったり、仕事の関係者だったりとシチュエーションは毎回違うので、誕生日プレゼントを選ぶ際にはその都度頭を悩ませているのではないでしょうか。

気持ちを込めて、でも決して相手に負担を感じさせない、喜ばれるものを…と考えると、なかなか難しいものがあります。

そこで、今回は誕生日プレゼントを受け取る人別に、どんなものを選べば失敗しないか、贈り物選びの基本を考えていきましょう。言葉だけでは伝えきれない気持ちのこもった誕生日プレゼントを選んで、これまで以上にしっかりとした絆を結ぶ方法をお伝えします。

 

誕生日プレゼント選びの基礎を知り
失敗を防ぐ5つのマナー

 

 

来年へのリサーチも兼ねて恋人へのプレゼントを選ぼう

恋人同士にとって誕生日は一大イベント。ぜひ相手の心をがっちり掴む誕生日プレゼントを用意したいものですが、これがなかなか難しい。一言で恋人と言っても、付き合いの長さや今後どういった関係に発展させたいかで誕生日プレゼント選びの内容が変わってきます。

一番無難なのは相手が欲しがっているものですが、それも内容や値段によってはがっかりさせてしまうこともあります。また、人によっては「形が残らないものはいや」とか「好みのものでないなら、貰わないほうがまし」ということも。考えていくとキリがないですね。

そこで、「誕生日プレゼントは相手を喜ばせるものではなく、自分の気持ちを伝えるもの」という考え方に戻ってみましょう。「私はあなたにこれを身につけて欲しい」「私はあなたにこれを使って欲しい」という思いで誕生日プレゼントを選ぶのです。

もちろん、相手は期待したものと違ってがっかりすることもあるでしょうが、それは「ではどういうものが好きなのか」ということを知るチャンスでもあります。次の誕生日プレゼントに失敗しないためにしっかりリサーチしましょう。ちなみに、もうご存知とは思いますが男性から女性へ贈る際に花束とぬいぐるみは絶対避けてくださいね。

 

夫婦で一緒に語り合う時間を贈ろう

感謝していることはたくさんあるのに照れがあって気持ちを伝えられない、という夫婦は本当に多いものです。でも、表現しないとその気持ちは伝わりません。良い機会ですから、そんな思いを込めて誕生日プレゼントを贈りましょう。

仕事や家事、育児で忙しい夫婦に足りないものは、二人の時間。誕生日プレゼントにものを贈るのもいいですが、ゆっくり過ごす時間を贈るのも素敵ですよね。温泉旅行や、趣味が同じならフェスなどのイベントのチケット、それが難しいならディナーの予約だけでも、普段とは違った時間をプレゼントするには十分です。

二人きりの時間のなかで日ごろの感謝を伝えるのも忘れないでくださいね。NG例としては、冷蔵庫や洗濯機などの家電を買い換えることを、夫から妻への誕生日プレゼントにしてしまうこと。家事などの日常に繋がるものは、はっきり言って嬉しくありません。

 

女性には「私のおすすめ」をプレゼントしよう

女性同士の友達は特に誕生日プレゼントを贈りあう習慣があることも多く、付き合いも長くなるとアイデアも枯渇してきますよね。また、お返しのことも考えると、あまり高価なものでもいけません。

そこでおすすめしたいのは、美容系の消耗品。使えばなくなるものなので心理的負担も小さいですし、受け取るほうは「早く使ってみたい!」というわくわく感が味わえます。

スペシャルケアに使えるシートマスクは種類も豊富ですし、自分で使ってみてよかったものをチョイスすれば、使用感の情報交換などで話題作りにもなります。付き合いも長くて好みが分かっている友達なら、瓶の形がかわいいマニキュアもいいでしょう。

1本では少し寂しいと感じたら、好みそうな色とベースコートの2本をラッピングするのもいいですよ。ただし、美容系でもシミやしわなどマイナス点にフォーカスしすぎたものは嫌味とも受け取られるのでご注意を。

 

円滑なコミュニケーションにもなるアイデアグッズを贈ろう

職場での誕生日プレゼントは、その会社により「色」があるので基本はその通りにしましょう。部署内で少しずつ出し合って合同でプレゼントを買ったりするなら、あえて個人でも贈る必要はないでしょう。

そういったものは個人の自由で、なおかつ感謝の気持ちを込めた誕生日プレゼントを贈りたい場合は、やはり仕事にも使えるものが喜ばれます。使い心地の良い筆記用具、肩や首の凝りや目の疲れを癒やすグッズなど、職場でのコミュニケーションのきっかけになりそうなアイデア商品もおすすめです。

若い女性の後輩には、かわいいアイデア付箋などもいいですね。異性や上司への誕生日プレゼントは、下心を感じさせるようなものを選ばないようご注意を。余計な詮索や勘違いを生むと、せっかくの感謝の気持ちが台無しになってしまいますよ。

 

プレゼントを使ってくれない…反省点を来年に生かそう

アクセサリーなど身につけるものを贈った場合、自分が贈ったものを相手が身につけてくれないことがあります。そういうときは、好みが合わなかったと潔く諦めましょう。

間違っても、「誕生日プレゼントに贈ったアレ、着けないの?」なんて聞かないでください。相手もあまり触れて欲しくないでしょうし、受け取ってくれたからにはあなたの気持ちだけは伝わっているはずです。

センスの良し悪しではなく、単に好みが合わなかっただけ。次回は喜んで身につけてくれるように、今から来年の誕生日プレゼントを考えておきましょう。

 

いかがでしたか。

誕生日プレゼントで気持ちが伝わり、なおかつ相手が喜んでくれるなら、こんなに嬉しいことはないですよね。大事なのは「あなたを大切に思っています」という心の声をいかにプレゼントで伝えるか。ですから、相手がこれを受け取ったときにどんな顔をするかな、嬉しいと思って欲しいな、と考えながらプレゼントを選ぶのが重要なのです。

贈られる人のことを考えて、悩みに悩んで選んだということが相手に伝われば大成功。自分のことをそんなに気にかけてくれていると分かったら、受け取る人はその気持ちが嬉しいのです。

もし万が一プレゼント自体が気に入らなくても、その気持ちさえ伝われば贈った意味はあるのです。今年も、そして来年も誕生日プレゼントを通して真心を伝えられるような、よい交友関係を広げていきたいですね。

 

まとめ

誕生日プレゼント選びの基礎を知り失敗を防ぐ5つのマナー

・ 来年へのリサーチも兼ねて恋人へのプレゼントを選ぼう
・ 夫婦で一緒に語り合う時間を贈ろう
・ 女性には「私のおすすめ」をプレゼントしよう
・ 円滑なコミュニケーションにもなるアイデアグッズを贈ろう
・ プレゼントを使ってくれない…反省点を来年に生かそう

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