別居したまま復縁して実りある人生を立て直す7つの方法

別居したまま復縁して実りある人生を立て直す7つの方法

縁あって出会い、愛し合って末永く添い遂げる……つもりで一緒になったのに、無常にも人の心とはうつろうもの。誰よりも大好きだったはずなのに誰よりも憎い対象になってしまうとは。

寂しくまた空しい話ですが、そこに行き着いてしまうまでにはいろいろな事情があるものです。さて二度と顔も見たくない!と離婚してしまう前に別居、という手もあります。実際に別の場所に住む、文字通りの『別居』、一つ屋根の下にいてももはや他人よりも遠い『家庭内別居』。

たいていはそこから徐々に離婚に向けて進んでいくわけですが、なにもやり直す手立てがないわけでもありません。別居をきっかけに復縁し、実りある豊かな人生を送っているケースだってあるのです。

そこで今回は、別居したまま復縁して、実りある人生を立て直すための7つの方法を紹介します。

 

別居したまま復縁して実りある人生を立て直す7つの方法

 

 

第一に。『別居するなら覚悟を決めろ!』

本当はやり直したい、でも今のままでは辛いし残された手立てもない。一縷の望みをかけて別居に踏み切る方もいるかもしれませんが、最初に強く言っておきたいのは、「なにはともあれまずは『覚悟を決めろ」!!」ここでいう覚悟とは、『相手を失う覚悟』です。

ずばり言いますが、円満ならこんなところまでいかないのです。つまり、お二人の仲はまさに崖っぷち!背水の陣!!……と、心が弱っているであろう時にきつい事を言ってしまって申し訳ありませんが、要はここまできてしまったら生半可な気持ちでは到底復縁は無理です。

正直な話、別居までいってしまったらそのまま離婚、というケースの方が多いなか、復縁に向けて動こうというのだから気力も体力もハンパなく必要になります。相手がいる分、思い通りの展開になんてならない場合だって多々あります。

そんな状況下にいるのに未練たらしくうじうじしていては、この先を乗り切っていけません。まずは、ダメだったときに前を向き振り切って歩けるだけの覚悟と、後悔しないためにやるだけやるぞという気概をもってください。

 

離れている時間=互いを振り返り自分について考える大切な時間です。

いつも居るのが当たり前、でも、別居すると当然ながらそんな当たり前は当たり前ではなくなります。いなくなって初めて見えてくるものはたくさんあるのです。ただ毎日に流されるだけではなく、動く感情としっかりと向き合いましょう。

別居してからの孤独感や生活苦、寂しさ、恋しさ、そういったもの一つ一つから逃げてはいけません。同時に自分は相手に対してどんな対応をしていたのかも考えてみましょう。

また、相手に対してどんなことを望んでいましたか?それに対して相手はどんな風に応えてくれましたか?小さな積み重ねが爆発して今の状況があるならどうすればよかったのかまでじっくり考えましょう。

運よく戻れたとて、同じことの繰り返しでは遅かれ早かれ再びこうなり、そして今度こそ修復不可能となってしまいます。きちんと反省すること、過去を分析することが、復縁への一歩となるのです。

 

考え方の違いの溝を埋める作業に入りましょう。

夫婦として性格の合う部分は良いのですが、問題は合わない部分がある場合。とはいえ夫婦といえどしょせんは他人なのですから、不一致なところがあって当たり前なのです。

ということは、お互いに個性があり意見があるのも当たり前。この部分を忘れないようにしましょう。復縁を目指すためには別居にいたった考え方の相違や、できてしまった溝を埋めていかなくてはなりません。

きちんと原因を分析し、相手の心境や心理までを解読して、修復を計ることこそ必要と心得ましょう。
「別居相手の意見を聞き入れ、お互いが尊重できるように気持ちの余裕を持つ、または、もってもらう」
「夫婦間に子供がいる場合、親として子供に対しての責任を持つ、または、もってもらう」
「浮気や不倫が原因の場合には、関係を解消して信頼の回復に努める、又は努めてもらう」
「借金が原因の場合には、借金返済に力を注ぎ、経済的に余裕を持つ、又はもってもらう」
「身内や親戚からの反対意見に負けないように印象の回復に努める、努めてもらう」

自分ばかりが頑張るのではありません。相手にだって頑張ってもらわなくてはいけませんよ。男女の復縁とはどちらか一方だけが気持ちを飲み込み我慢していては成り立ちません。対等な立場に立ち、一緒に問題を解決していかなくてはいけないのです。

 

相手に向き合い、考えを尊重することが大切です。

「やり直したい!!」と自分の一方的な考えのみで復縁を迫っても、相手に気持ちは伝わらないどころか頑なにさせてしまうばかりです。相手の意思や考え方を理解し、尊重することが重要となります。

『あの人のことは私が一番良くわかってる!』というのもやめましょう。かえって息苦しくさせてしまった結果が現状なのですから。自分は『相手を愛しこんなにも想っている、復縁したい』と思っていても、相手がそうとは限りません。

一方的な思いのまま復縁を申し入れても、気持ちのずれが生じている可能性だってあるのです。復縁をしたいという気持ちばかりが先走り、冷静な判断が出来ない状態では、思い通りにならない相手に対して感情的な言動ばかりをぶつけてしまったり、自己中心的な行動に出てしまったりしがち。

その結果として嫌われてしまったり、避けられてしまっては元も子もありません。 別居相手と復縁を真剣に考えているならば、まずは自分自身が変わる必要性を感じて、落ち度や反省点に気付き、改めることから始めましょう。

 

自分自身も変えていきましょう。

悪いところを改めるばかりではありません。自分の長所と短所を客観的に理解して、自分の長所、相手が好きになってくれた部分を伸ばしていきましょう。どんなことも悪いこと、苦しいことだけなんてことはありません。

せっかくの機会ととらえ、今までの自分を振り返り、よく分析しステップアップしてみませんか?内面を磨くのはもちろん、外見にも気を配りましょう。傍にいても離れていても、夫婦でも恋人でも、慢心してだらしなくなってしまっていては興ざめでしょう?

自分が相手に惚れこんだだけではなく、相手だって自分を見て魅力を感じてくれたからこそ一緒になったのです。成長し続ける努力はどんな形になっても必要なことですよ。

 

『定期的に会う』ことが大事です。

人間、離れている時間が長ければ長いほど気持ちも薄れてしまいます。いくら別居していても、また、家庭内で顔を合わせない生活が続いていたとしても、復縁を望むならば定期的に会い、話す機会を設けましょう。とはいえ別居してすぐは相手の気持ちだって頑ななはずです。

無理強いはせず、でもせめて3ヶ月に1回、もしくは半年に1回は顔を合わせるようにしましょう。一度は寝食を共にした仲、多少なりとも情だって残っているはずです。

一緒にいたときに比べあなたが内面も外見も魅力的になっていれば、揺れないはずはないでしょう。しかし、失敗しているのも事実なので、相手だって慎重になります。定期的に会うなかで、その場限りで接していないこと、あなたが成長し続けている姿を見てもらうことが大切なのです。

 

離れているからこそうまくいく、というスタイルだってあるのです。

晴れて復縁が叶ったとしても、忘れてほしくないことがあります。それは『一人で過ごす時間も尊重してあげる』ということです。四六時中顔を突き合わせていては安らげない部分というのもあります。

離れているからこそ見えるもの、離れているからこそ相手を想うことができるということも、あなたは辛い時間の中で学んだはずです。相手の自由も尊重してあげましょう。同時に、自分自身の時間を充実させることも視野に入れましょう。

依存されるばかりでは疲れてしまいます。いきいきとしているあなたを少し離れた場所から見つめることで、相手もまたあなたの魅力を再発見するのです。2人でいる時間。1人ですごす時間。どちらも共に長く生きていくうえでは大切なことです。精神的にも自立する強さを、持ちましょう。

 

いかがでしたか?

一度は危機的状況になったとしても巻き返すことができる可能性はいくらでもあります。ふとしたときに落ち込んだり悲しくなったり、弱音を吐いてももちろんよいけれど、泣くだけ泣いたらまた頑張るだけの強さを持ちましょう。

同時によーく考えましょう。『あなたが戻りたいと考えるだけの価値が、相手にはありますか?』あなただけが頑張ったって仕方ないのです。幸せは2人で築くもの、どちらかが一方的に頑張る関係は間違っています。

相手を思いやり、いつくしみ、尊重するのはもちろん大事。でも同じだけ、あなた自身も大切だということを、どうか忘れないでくださいね。辛い現状を乗り越えて、なんだかんだと言い合いながら仲良くやっている夫婦を、筆者はたくさん知っています。

あなたの笑顔がどうか、幸せに満ち溢れたものになりますように。

 

まとめ

別居したまま復縁して実りある人生を立て直す7つの方法

・ 第一に。『別居するなら覚悟を決めろ!』
・ 離れている時間=互いを振り返り自分について考える大切な時間です。
・ 考え方の違いの溝を埋める作業に入りましょう。
・ 相手に向き合い、考えを尊重することが大切です。
・ 自分自身も変えていきましょう。
・ 『定期的に会う』ことが大事です。
・ 離れているからこそうまくいく、というスタイルだってあるのです。

タイトルとURLをコピーしました