初対面で、絶対この人と結婚する、一緒になるかもしれないと感じること、そんな運命の出会いは本当にあるのでしょうか? 「ただ私が好きなだけ」の一方通行ではなく、相手もこの人しかいないと思える状況は、実はドラマや映画の世界だけではなく実際に起こりえる事なのです。
第一印象では懐かしい、どこかで会った、自分に似てる!と感じたり、行く先々で偶然会ってしまうという事がありますよね。そして、点と点がやがて線になって繋がり始める。これは決して偶然ではありません。では、どうすればそんな出会に気がつく事ができるのか?そこで今日は、運命の出会いのきっかけ、大切な人を見逃さない為のポイントや運命の出会いを引き寄せるコツについてお伝えします。
運命の出会いってなに?そもそも本当にあるの?
運命の出会いなんて本当にある?と疑問に思う人も多い事でしょう。そして運命の出会いなんて私には関係ない・・・そう考える人もいるかもしれません。しかしそんなことはありません。運命の出会いは必ずあります。とはいえ多くの人はそれに気がついていなかったり、見つけても通り過ぎてまったりしています。これはとてももったいない事ですよね。
ですので、まずはじめに、運命の出会いをしっかりと見つけられるようにする為に、そして受け止められるようにする為に必要な3つの心構えからお話ししましょう。
運命の出会いを見つけるには、「思い込みは捨てること」が大事!
運命の出会いを阻むのは、妙な思い込みです。たとえば、理系の男性には、自分は女性にもてない、自分は口下手だといった思い込みをもっている人が少なくありません。
また、女性の場合は、自分は結婚に向いていない、自分は色気がないといった思い込みを抱いている人が少なからずいます。こうした決め付けをしている人は、婚活パーティーなどに参加しても、どこか冷めていて、出会いを逃してしまっています。
運命的な出会いをした人の多くは、心を開放していたときに出会いを見つけています。たとえば、旅先であったり、いつもは行かないお店であったり。
自分はこんな人、という思い込みを捨てると、人間は視野が広くなるものです。そして、視野が広がると、その分世界も広がって、出会いも増えます。
自分は外国語ができないから、海外で恋人はできないと思い込んでいる人はいないでしょうか?そんなことは全然ないのです。
言葉は万全に通じなくても、心が通じ合うことはあるのです。自分は会話が苦手だから街コンにでても上手くいかないと思い込んでいる人はいませんか?そんなことはありません。
口下手なところが良いという運命の人がそこにいるかもしれないのです。
運命の出会いを見つけるには、「気付くこと」が大事!
思い込みを捨てて運命の出会い「らしきもの」を発見したら、積極的に行動しましょう。恋愛に慣れていない人は、意外に恋のシグナルを見逃しがちなものなんです。
男性でも女性でも、恋愛になれている人というのは、あ、あの人自分に気があるな、というのを瞬時に察知して、行動します。自分をみてるな、と思うと声をかけたり、誘ったり。ためらうことなく、行動に移せるんものです。
ところが、恋愛に慣れていない人には、これができません。まず、なかなか恋の芽を見つけられないところにもってきて、見つけてもそれが恋とは気付かないのです。
世の中には恋に積極的な人もいれば、内気な人もいます。内気な人のなかには、すぐに異性に声をかけるようなタイプを軽蔑している人もいますよね。でも、運命の出会いを見つけたいのであれば、内気はしばらく置いておいて、相手からのシグナルに敏感になりましょう。
自分に向かっている視線、好意的な態度、積極的なアプローチ、誰にでもしていることだと思って聞き流していることはないでしょうか?そうした一見たいしたことのない日常的行為の中にも、恋の芽はあるのです。大切なのは、気付くことなんです!
運命の出会いを見つけるには、「受け入れること」が大事!
思い込みを捨てて恋の萌芽に気付いたら、それが本当に運命の出会いかどうかを確かめていきましょう。とはいっても、運命的な出会いなんて人生でそう何度も経験することではありませんので、それが本物の「運命の出会い」なのかどうか、判断し難いところですよね。
実際、恋愛経験の少ない人にとっては、出会いそのものを受け入れて交際を始めることが、そもそも難しいものです。でも、ここで止まってしまっては運命の出会いは発見できません。今、自分の目の前にある出会いに何かを感じたら、臆さずに、前に進みましょう。
実を言うと、運命の出会いを見つけられない人は、ここで留まってしまうのです。たとえば、偶然何度も出会ったりして、何か運命的なものを感じているにも関わらず、お互いの育ってきた環境が違うことからふみとどまったりすることはないでしょうか?たとえば、学校のレベルが違うとか、家柄が違うとかいったことです。
こうしたことは、誰にもあります。でも、こういった外的条件だけで判断して、前に進むことを諦めてしまう必要はありません。諦めるのは、いつでもできるのです。
色々考えるのは、そのあとのことですよ!
運命の出会いを引き寄せる為に準備しておきたい5つの事
では次は「運命のなんてよっぽど運に恵まれた一握りの人だけが享受できるもの」そんな風に思っている方にこそ知ってほしい、運命の出会いを引き寄せる方法についてです。どれもそれほど難しいものではありませんのでぜひ実勢してみましょう。
常に理想像を描いておきましょう
誰もが憧れる運命の出会いですが、ほとんどの場合は「背が高くて優しい人が良いな」と夢の中のように漠然と考えている人が多いもの。それを「年は2個上」「実家が近い」「公務員が良い」など、細かく理想をあげていくうちに、自然と自分の考えや行動がその理想へと近づいていきます。
大切なのは、絶対に自分は叶えることができると思うことで必ず運命の出会いを手に入れるという強い信念を持ちポジティブに過ごすことを心掛ける事です。
理想をあげていくのに誰にも迷惑をかけることはありません。どんどん自分の理想を書き出して、イメージを作っていくと良いです。
いつ誰に出会っても良い状態を作る意識が運命の出会いを引き寄せる
急いでいて適当な格好をしている時に限って、その姿を見られたくない人と会ってしまったということがありますよね。それは「今誰かに合うと困る!」という気持ちをそのまま引き寄せているのかもしれません。
本当に急いでいる場合を除いて自分の生活のゆとりのなさや、だらしない姿は表に出さないようにする努力も必要です。
そのためには、出かける前に鏡の前に立つ時間を持つ、誰に会っても良い服装で出かけることから徹底していきます。いつでも「今日、運命の出会いがあるかもしれない」と思うことができたら、なんだかワクワクして良いことが起こりそうな気がするはずです。
運命の出会いは行動力を磨いて引き寄せましょう
「出会いがない」と言っている人に限って、プライベートは引きこもっていたりすることがありますので、もし心当たりがある場合は、楽しそうだと思う場所に積極的に行くようにしたり、小さな趣味でも良いので気になる分野のチャレンジを始めてみると良いでしょう。
新しいことに挑戦するたびに新たな出会いがあり、友人や初めて会う人と話す時の話題の幅が広がるのを実感できるはずです。また、自分の直感に正直に行動しているうちに良い巡り合いが増え運命の出会いを引き寄せる可能性が高くなりますよ。
人が集まる場所に足を運んで運命の出会いを引き寄せる
人に多く出会うことができれば、当然ですがそれだけ出会う人も増えます。そのため、運命の出会いを引き寄せるには、できるだけ人が集まる場所に行くようにすると良いです。
こんな人と出会いたい!という明確な理想像があって、自分を客観的に見ることができる状態であれば、運命の出会いを引き寄せる可能性が非常に高くなります。
まずは色んな人と出会い、見極める力をつけることが大切なので、全ての人を恋愛対象と見るのではなく気楽な気持ちでいるようにすると良いです。
次第に自分を表現する力や、自分に合いそうな異性が分かるようになり、結果的に運命の出会いを手に入れることができます。
思考は現実になるとおいう強い気持ちが運命の出会いを引き寄せる
運命の出会いを思い浮かべ、自分磨きも継続しているという時に再確認したいのが「自分がイメージした通りのことが起こる」という引き寄せの法則です。
特に、なかなか結果が出ないと思う時に行ってほしい方法で、今自分がすべきことは何なのか、と今一度考えてみましょう。
例えば本当は仕事が一番忙しい時なのにカップルを見ると羨ましくなるという理由であったら、まずは仕事が一段落することに集中することが先だと考え直すことができます。
どちらも両立できる自信がある場合は別ですが、すぐに運命の出会いがやってくるという答えを求めずにベストなタイミングで出会う時期を待つのも大切なことです。
運命の出会いを見逃さない為に確認する8つのポイント
運命の出会いで結ばれた二人なんて言葉、憧れますよね。小説などでは、駅の階段を踏み外しそうになったところを受け止めてもらったり、図書館で同じ本を選んで手が触れそうになったりとドラマチックな出会いが描かれていますが、そのような分かりやすい運命の出会いは現実にはそうそうないものです。
むしろ現実世界での運命の出会いは、見逃してしまいそうな日常の中に潜んでいることが多いのです。ですのでここからは運命の出会いを逃さないコツについてお伝えします。
第一印象を信じましょう
では、運命の出会いについてスピリチュアルな観点からも見逃さないようにするポイントをお話ししまょう。
まず1つ目は、あなたは輪廻転生を信じますか?魂は何度も生まれ変わり心とともに肉体に宿ります。よく耳にする三位一体というのは魂、心、肉体が一緒になる悟った状態のことです。私たちの日常で同じ次元にいる人々は多くが過去世で一緒だったといわれています。
人は生まれる時に記憶を消されますので過去の記憶はないままに生命誕生を迎え今の世に生まれてきます。親子、兄弟、夫婦、友人師弟関係にある人は過去の何世代前かでつながりがあったといわれています。
全くの初対面でも懐かしい感じがするのは過去世であっていた可能性もあるのです。余談ですが海外旅行に行き初めてなのに懐かしいと思えるのも暮らしていた記憶がどこかから蘇るからなのです。それは偶然でなく運命の出会い、再会なのかもしれません。
どこか似ていると感じたら、それは運命の出会いかもしれません。
そして2つ目は、もし新しく出会った人に「どこか自分と似ているかも?」と感じたとしたらそれは過去世で夫婦、兄弟、親子だったという可能性もあります。今世では肉体の因縁が違いますから、もちろんカップルになって結婚しても大丈夫です。どこか似ているというのは、外見もあるかもしれませんが、気質が同じだということです。似た者同士、とっても相性は良いのです。
しかし、良い分だけ嫌なところも共通するため、誰もが自分の嫌なところは見たくないという理由から、そこを痛烈に批判したくなり逃げ出したくなることもあります。
相手の嫌なところ=自分の欠点だと知れば、運命の出会いを上手に生かしお互いをまともに愛することができるようになりますよね。
偶然は偶然ではない可能性もあります
偶然は必然です。会いたいなと思ったら会えるというのは、相手の無意識レベルとつながっているから、会いたいから会えるのです。無意識レベルというのは面白くて、実際の肉体が会話やメール、電話等の非対面ツールを使ったコミュニケーションを行なっていなくても魂同士が会話していて、顕在意識では感じていないのです。
魂は過去世の歴史を知っています。「来世こそ一緒になろう」「生まれ変わってもまた一緒になろう」と約束していたという運命の出会いはこんな仕組みだったのかもしれませんよね。
過去のニアミスは運命の出会いの予兆かもしれません
過去のニアミス、つまり接点がありそうでなかったというのはレールは敷かれていたのになかなか開通しなかった、運命の出会いまでの期が熟すまでの準備期間だったのです。会うべくしてあったとも言えるでしょう。
同じところに住んでいた、同じ学校だったが入れ違いに在籍していたなどということは、偶然ではないのです。人には同じ次元でグループ分けがあって、隣に住んでいても一生合わない人から、地球の裏側でも偶然つながって縁を持つ人もいます。
接触できる人同士というのは同じ次元、グループにいるということなのです。ニアミスを起こしなかなか会えなかったのは、まだお互い時期ではなかっただけなのかもしれません。
運命の出会いに良し悪しがある事を知っておきましょう
運命の出会いの相手を本物の運命の人だと思えるでしょうか。実は運命にも良いものと悪いものがあります。自分の悪い運命の異性に惹かれていくケースには注意しなければいけません。
何度相手を変えてつきあっても乱暴で拘束したがる相手を選ぶとか、性格が大嫌いな父親に似ている相手ばかり選ぶなどというケースは完全に自分の悪い運命の繰り返しで、ついついそっちにいってしまうのです。そこをしっかり認識し、冷静にみれば同じ過ちは繰り返さないし、良い運命の人とも出会えることでしょう。
会話が盛り上がるかより沈黙が苦にならないかに意識を向けましょう
話が面白い人、いつも笑わせてくれる人は一緒にいると楽しくて魅力的ですよね。しかし、相手が運命の人かどうか判断するには、会話が盛り上がるかではなく、沈黙が苦にならないかで判断して欲しいのです。
短い時間であれば、努力をすれば相手を楽しませることができますが、長い時間一緒にいても苦にならない人というのはなかなかいないものです。会話がそれほど上手くなく寡黙な人で、二人でいるとき沈黙が生じても、あなたが「何か話さなければ」「どうしよう」など焦ることなく、沈黙を過ごせるようであれば、それは一緒にいて居心地が良い人ということになりますよね。
例えば、二人で長時間並ぶアミューズメントパークなどに出かけ、何時間並んでいても全く苦にならないというのであれば、その運命の出会いを大切にしましょう。
「他人にして欲しいこと」ではなく、「して欲しくないことが一緒」
相手に求めるものが同じ人と出会うと、これが運命の出会いかもと感じますよね。記念日にはサプライズでお祝いして欲しい人がサプライズでお祝いしたい相手と出会うことが出来たら需要と供給がぴったりする訳です。
他人にして欲しいことが同じ価値観ということも二人で楽しい時間を過ごすには重要なことなのですが、結婚して長い時間一緒に過ごすなら、むしろ「して欲しくないことが一緒」の人の方が幸せになることが出来ます。結婚したら「あぁ、嫌だな」「そんなこと止めて欲しいな」の積み重ねが愛情を冷めさせる原因になります。
ちょっとしたことでもお店にクレームをつける人は嫌とか、外出先で大きな声で話す人は嫌とか、「して欲しくないことが一緒」なら、それは運命の出会いなのかもしれません。
安心する匂いを感じたらそれは運命の出会いかもしれません
匂いなんて、と思うかもしれませんが、相手の体から放たれる匂いの好き嫌いは意外と重要なのです。どんなに好きな相手でも、苦手な匂いであれば、ハグも隣に座ることすら躊躇ってしまいますものね。小さい子供が、自分の匂いが染みついたバスタオルやぬいぐるみがないを抱くと安心するように、大人であっても自分が安心できる匂いというのは重要なポイントなのです。
ここで気を付けて欲しいことは、判断する匂いは自然なものであって、香水ではないということです。結婚すると、香水をつけた状態より、つけていない状態で過ごす時間が長くなりますからぜひ意識してみてください。
さて、このように運命の出会いは偶然ではなく必然だということがわかりましたよね。そして運命の出会いは誰にでも用意されています。ただ、そちらに目をやって、それが運命の出会いであることに気付き、その運命を受け入れれば良いのです。そのためにはまず、「思い込みを捨てる」ことです。
なんとなく習慣づいてることを自分の性質だと思いきめて、行動範囲を狭めていないでしょうか?心当たりのある人は、思い込みを捨てて、視野を広げていきましょう。思い込みを捨てたら、自分の周りに新しい出会いの芽を見出すことはできるはずです。ここで大切なのは、相手からのシグナルに「気付くこと」。
日本人は愛情表現を明確にしません。うっかりしていると見過ごしてしまうこともあるのです。そして、運命の人の存在に気付いたら、最後は受け入れる事です。実は、恋愛に慣れていない人はここが苦手だったりしますよね。
私たちの周りには不思議なことがいっぱいありますが、それを全て偶然、錯覚と片付けてしまわないで、第六感で感じ取って本物の運命の出会いを見逃さないよう幸せを掴み取ってください。