「好きって何だっけ?」とふと考えてしまった経験がある人は多いですよね。「好き」という言葉でイメージしやすいのは恋愛感情ですが、「好き」という気持ちが分からなくなっている人が急増しています。
「好きって何?」と考える人には二通りのパターンがあります。まずは「好き」が分からないから恋人を作らないというパターンで、異性に対して特別な感情を持てない人が多いのです。また、恋人がいるけれど「好きって何?分からない」というパターンもあり、恋愛が長続きしない人に多いのが特徴です。
「好き」とは明確な数字では言い表せず感情の中でも特に説明の難しいものですが、あなたが「好きって何?」と思ったのは「好き」が分からなくなったのではなく、その感情に気づいていないだけなのかもしれません。そこで今回は、「好き」という気持ちを自覚し、自分に正直になるコツをお伝えします。
コンテンツ目次
好きって何?
自分の気持ちに正直になる6つのコツ
好きって何?
まず「好き」と思ったときの感情や行動を考えてみましょう。
・相手に対して行動的になる
好意を感じている相手であればあるほど会えれば嬉しい、言葉を交わせば楽しいという気持ちが湧きあがります。自分の時間を相手の時間と共有したいと思い行動に移すのは好きと感じるからこそです。・周りが見えなくなる
「あなたのことで頭がいっぱい!」これは極端で恋愛限定ですが、家族や友人であってもありえる話です。好きな人が目の前にいると嬉しい、楽しいという感情が先行して5感が相手のみに向けられます。普段なら周りを見る余裕があってもそのときだけは気づけないのです。・イラっとする
好意とは真逆の感情ではありますが、苛立ちを感じるのは相手に好意があるからという可能性もあります。自分の気持ちや考えを理解してほしいという苛立ち、自分と他の人との態度の違いを感じた苛立ちなどがあります。あまりにも続くと「好きって何?」「あの人といるといつもイライラするから嫌いなんだ」と思うかもしれませんが、何故イライラするのか一旦考えてみるのもよいでしょう。
ではこれから、上記のような感情から正直になれる方法を探っていきましょう。
迷惑になると思わない
悩みごとや愚痴に対して大切な人だからこそ「話すと迷惑になるのでは?」「言葉にするのは恥ずかしい」と考える方も多いです。確かに愚痴をこぼすだけなら相手も迷惑ですよね。ですがアドバイスや自分にとって厳しい意見であっても素直に聞き入れ、相談を聞いてくれたことに対し「ありがとう」と添えれば相手は嫌な気分になりません。
あなたの役に立てたのだと喜ぶでしょう。「寧ろなぜそんなに追いつめられるまで何も言わなかった」と怒られるかもしれません。口をつぐむのは我慢強く責任感の強い方に多いですが、まずは悩みがある場合、一度誰かに相談してみましょう。
ストレスを解消する
「好きって何?」と気づけない要因の1つは自分の心に余裕がないこともあげられます。心に余裕がない時は、感情が揺れない、笑えない、主観でしか見れない、不安や焦りが強くなる、怒りや不満、愚痴が多くなることになり、好きに気づけずに苦しみます。
怖いのは小さなストレスです。こんなことで、と言えるほどの小さなストレスは気づかないうちにどんどん蓄積され、それが口を噤む原因となってしまいます。まずは疲れている自覚を持ちましょう。そのうち何とかなるだろうと考て、あまり思いつめないようにしてください。
リラックスした状態になる
ストレスと言うとマイナスイメージが強いですが、実はプラスのストレスが存在します。「あの人のことを考えるとドキドキする」恋愛物には多い表現ですが、これもストレスです。心臓が高鳴ることが体への負担となりストレスとなります。体が緊張状態になったり興奮状態になるのはストレスになると同時に胸が詰まって言葉にできない、という現象を起こします。
正直になるにはまずリラックスした状態になることを心がけましょう。気心の知れた友人や家族と話すも良し、1人の時間を作ることもリラックスに繋がりますよ。
我慢せずに怒る
ある意味一番好きって何?と好きに気づけない要因ですが、怒りを感じるのは「自分の考えが理解されない」悲しみや「わかって欲しい」という訴えです。分かって欲しい相手が好きな人であればあるほど訴えも強まり、同時に苛立ちも増します。
大人になるにつれ理性や常識が働き怒りを抑えなければならないと自分に制限をかけてしまいます。社会で生きるために必要なことですが、時に抑え続けることでストレスが溜まり、疑心暗鬼となって何も言えなくなってしまいます。
たまには自分の感情を相手にぶつけてみましょう。言いたいことが言えるとスッキリして冷静になり、怒ったことに対しての謝罪や素直な気持ちが言えるようになります。
時間をおく
何かを伝えようと決意した瞬間はある意味一番感情的になっています。そのままの勢いで言えれば良いのですが、感情的になりすぎて正直に伝えられない、ということもあるでしょう。また感情的になりすぎると、余計なことや言うつもりのなかったことを口にしてしまうかもしれません。
感情的になって失敗する、ということを繰り返すと正直に話すこと自体がトラウマとなり告げることが怖くなってしまいます。そういった場合は、少しばかり時間を置くことで、自然と正直な気持ちを口に出せるようになるでしょう。
距離をおく
物理的な距離や関係性の距離が近すぎると、嫌なところばかり目についたり気持ちを口にする必要性をなくしてしまいます。または恥ずかしいという気持ちが先立ち正直な気持ちを口にできなくなります。
では離れてみるとどうなるでしょうか?毎日会えていたのが、会おうと努力しない限り会えない距離に身を置くと、不思議なことに好きな気持ちを思い出していきます。離れたからこそ久しぶりに会えることに喜び、当たり前に享受していた善意が当たり前でなかったと気づきます。
離れていれば羞恥心よりも伝えたいという気持ちが勝り正直になれるでしょう。ですから、「好きって何だっけ?」とわからなくなったのならば一度離れてみることをおすすめします。
いかがでしたか、自分の気持ちに正直になる方法をお伝えしました。好きという感情は誰の中にもありますが、ストレスや理性が働いてそれに気づけないだけなのです。「好きって何?好きがわからない!」という方はまず自分の状態がベストなのかを考えましょう。
ストレス社会においてストレスは身近なところにあり、体の中にどんどん蓄積されていきます。歩きながら視線が下を向いていませんか?自分から話しかけることが面倒だと思っていませんか?「自分は何をしてもダメだなぁ」と自己否定していませんか?そう思っているあなたはストレスが溜まっています。
また、「好きって何?」と考える方は自己評価が低い傾向もあります。自分自身が好きになれない方は愛されるわけがないと無意識に否定しており、好かれるわけがないから好きになれないと考えてしまっているのです。
ですから、自分を追い詰めるのではなく、自分は頑張っていると労いましょう。自分を大切にすることが引いては自分に正直になることにつながり、素直な気持ちを伝えられるようになります。さらには円滑な人間関係を築くことに繋がるはずです。
まとめ
自分の気持ちに正直になるには
・気持ちを素直に吐き出してみましょう
・好きが分からないのはストレスから、まずは自分を労いましょう
・素直になれないときは時間をおいてから
・イラっとするのは自分をわかって欲しい合図
・好きって何だっけ?分からなくなったら距離をおきましょう
・自己否定しないようにしましょう