好きな人との付き合いの中で、喧嘩や気持ちのすれ違いによって起こってしまう、倦怠期。「別れたくないから」という気持ちが強いと、すぐにでも解決したいと感じますよね。
相手を想う気持ちはとても大切ですが、実は倦怠期に別れたくないカップルには気を付けるべき事があります。倦怠期は精神的にナーバスになりやすい時期ですので、怒りや焦りと言った自分の感情を抑えながら、冷静に対処する事が求められます。
しかし、倦怠期に気を付けるべき事を知っておけば、倦怠期に別れる事を防げるだけでなく、一緒に乗り越えたという点から距離がさらに縮まるようになるでしょう。
今回は、倦怠期に別れたくないカップルが気を付けるべき事をお伝えします。「最近少し連絡の機会が減って、焦燥感がある」という場合の方も、参考にしてみてください。
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自分の気持ちと向き合う事で、パートナーへの想いを見つめ直せる
倦怠期に別れたくないと感じたら、まずは自分の気持ちとしっかり向き合う時間を設けましょう。付き合っていた頃に、彼が自分に対して何をしてくれたのかという点や、なぜ倦怠期に入ってしまったのかという点を客観的に見つめ直す事が大切です。
倦怠期は「別れたくない!」「すぐ解決しないといけない!」と焦ってしまいますが、まずはそのような気持ちを抑えましょう。苛立ちや怒りの感情も、思い出せば思い出すほど「イライラするなぁ」と感じてしまいます。
倦怠期に至ってしまった理由を振り返る事で、一度冷静になり、着実に乗り越える方法を見つけられるようになるでしょう。
相手のスケジュールに気を配る事で、落ち着いて相談できる
「倦怠期に別れたくないから」といって、すぐにパートナーに連絡する事も控えた方が無難です。なぜなら、仕事の繁忙期に入っていたり、家の事情でバタバタしていたりする時に連絡をとっても、「今はそれどころじゃない」と言われてしまうことがあるからです。
倦怠期はパートナー側も一旦心を落ち着かせて、気持ちをリセットさせようと考えているかもしれません。相手のスケジュールに気を配ったり、お互いに気持ちがクールダウンしてから連絡を取るようにすると、倦怠期に別れる事を防ぐことに繋がります。
自分から連絡を取る事で、相談の機会を持ちやすくする
倦怠期に別れたくないからといって、あえて連絡を控えてしまう人も多いのではないでしょうか。「今ここで何か言っても、意味が無いかもしれないから…」「連絡を取るのが怖いから」という気持ちがあると、なかなか自分から働きかけようとは思えなくなってしまいますよね。
しかし、パートナーも気まずい思いをしている場合、相手もあなたと同じように感じているかもしれません。お互いに連絡を取らない機会が長くなればなるほど、気まずい気持ちが募ってしまいます。
しつこい連絡は喧嘩の原因にもなりますが、相手の様子を伺い、自分から連絡を取る事で解決を試みる事も、倦怠期に別れる事を防ぐポイントです。
感情を押し付けすぎないようにする事で、慎重に話し合いができる
倦怠期に別れたくないカップルは、話し合いの際にどうしても感情をぶつけ合ってしまいます。相手の事を想うがあまり、かえって厳しくなってしまったり、「あの時私は正直イライラしていた」などと心情を吐露する事も多くなるからです。
心を開いてお互いの気持ちを伝えあえる点は良いですが、感情のぶつかり合いがヒートアップすると喧嘩の原因にもなってしまいます。まずは冷静に、お互いの今の心情を聞き入れる姿勢を持つようにしましょう。
倦怠期に陥った原因を繰り返さないよう努める事で、長く交際できる
直接会って話し合う事によって気持ちを入れ替え、倦怠期に別れる事を防げるカップルは多くいます。しかし、その後の付き合いが長くなれば、また倦怠期に陥った原因を繰り返してしまうこともあるでしょう。
例えば「喧嘩した際にすぐに謝れば良かっただけなのに、変に強がってしまった」という事があった場合、次に喧嘩した時にその反省を活かさなければ同じ事の繰り返しになってしまいます。
倦怠期は自分達の心情を見つめ直せる時期でもありますので、倦怠期に入る事が必ずしも悪いこととは限りません。しかし、同じ事を何度も繰り返してしまうのは良くないですし、少しでも長く付き合いたいですよね。一度倦怠期を体験した方は、その理由が何であったのかをしっかりと見つめ、忘れずにいる事が大切です。
今回は、倦怠期に別れたくないカップルが気を付けるべき事についてお伝えしました。仲が良いカップルであれば喧嘩や気持ちのすれ違いは避けたいものですよね。
そのため、「倦怠期=良くない期間」と考えがちかもしれません。しかし、見方を変えてみれば、倦怠期はお互いの気持ちを見つめ直す機会でもあります。
倦怠期に別れないコツは、「倦怠期に別れない方法を見つける」というよりも、「倦怠期に入ってしまった理由を見つける」という点を優先することです。その際には、焦りや怒りの感情を抑え、冷静に自分の気持ちと向き合うことがポイントとなります。
倦怠期に別れたくないと考えているのは、あなただけでなく、パートナーも同じです。だからこそお互いコンタクトの取り方に難しさを感じ、ナーバスになる期間でもあります。しかし、その気持ちを冷静に共有できれば一緒に倦怠期を乗り越えたという気持ちが大きく実るはずです。
長いお付き合いを考えている人は、今回お伝えした事も参考に程よい距離感を大切にしてみてください。