感情がない人が自分らしさを取り戻す7つのステップ

感情がない人が自分らしさを取り戻す7つのステップ
感情がないタイプの人は、周囲の人が喜んだり悲しんだり、怒ったりしている時に一人だけ何も感じなかったり、あまり感情的にならないため「自分は生まれつき冷めた人間なのだ」と思ってしまうことが多くありますよね。感情の高ぶり方は差はありますが、感情がないと感じる人の多くはストレスが原因になっている事が多いのです。

ストレスがたまっていると自覚する人はまだ軽症ですが、多大なストレスがたまっているにも関わらずそれに気づかない人は精神的には重症で、うつ状態になり、感情がないような感覚に陥るほど、何かを感じる余裕がなくなっているのです。

しかし、ストレスが原因で感情がない状態になってしまっている人は、努力次第で感情を取り戻すことができます。そこで今回は、感情がない人が自分らしさを取り戻すために必要な7つのステップをお伝えします。

 

感情がない人が自分らしさを取り戻す
7つのステップ

 

睡眠時間の確保

ストレスが原因で自律神経が乱れ、感情がないような状態になっている場合、まずは、自律神経の乱れを正常に戻さなくてはいけません。そこで、まず最初にすべきことが睡眠時間をしっかりと確保することです。

仕事で忙しく睡眠時間が十分にとれないというケースもあるかもしれませんが、理想は7時間以上の睡眠時間を毎日とることです。睡眠不足になると自律神経が乱れたり、病気の原因になることもありますから、まずは寝る時間を確保しましょう。

 

栄養バランスの取れた食事

自律神経の乱れが原因で感情がない状態になっている人は、睡眠時間を確保することと合わせて、規則正しい生活を送ることが大切です。その中でも重要となるのが栄養バランスです。中でも大切なのがビタミンA、ビタミンB1 、マグネシウムです。

食材でいうと、人参、豚肉、納豆、豆腐などの大豆製品、昆布がこれに当てはまりますが、食事を作るときにいちいち栄養素のことまで気にしていられないという人は、野菜、肉をバランス良く摂り、みそ汁を飲む習慣をつけましょう。

 

体の緊張をほぐす

規則正しい生活をして健康面での不安を取り除いたら、次に身体面での緊張を取り除くために、ストレッチやマッサージをしましょう。例えば、仕事で疲れて帰っている時にはないもする気が起きないという気分になりますよね。しかし、マッサージをしてもらうと気持ちがふわっと楽になり前向きな気分になれます。

このように、身体的な緊張や凝り固まりをほぐすことによって、精神的な緊張をほぐすこともできます。感情がない状態になっている人は、体の緊張を和らげてあげましょう。

 

ストレスを解消

精神や身体のストレスを緩和させたら、感情がない状態に陥らせているストレスそのものを除去するステップに移りましょう。自分が嫌だなと感じていることや、逃げたいなと思っていることがあれば、それがストレスの原因になっている可能性が高いです。

このストレスになっている原因を特定し、それを極力解決することで、慢性的な感情のなさは徐々に軽減されていきます。

 

感情の変化に気づく

ストレスの原因を極力減らすことができたら、感情がない状態から脱却するまでもう一息です。感情がない状態が長く続いていると、喜怒哀楽の感情表現の仕方を忘れてしまいますから、自分の僅かな感情の変化に気づくように意識するのです。

今の自分の感情は悲しいのか、嬉しいのか、感情の種類を区別して、自覚することで、感情がない状態から感情表現を取り戻していく感覚を得ることができます。

 

感情を増大させる

僅かであっても、自分の感情の変化に気づくことができたら、その感情を増大させていきましょう。例えば、家族に自分の感情を言葉にして表現するのです。

心の内で感じているだけよりも「今すごく嬉しいんだ」と言葉にした方が、より感情は増幅していきます。感情がない人でも僅かな感情の変化に気づき、それを自分で増大させていくことは十分可能です。

 

感情の変化の回数を増やす

感情がない状態から、感情の変化を感じられるようにまでなったら、最終段階です。周囲のあらゆる物事に関心を持って意識するようにしましょう。例えば、直接自分が接した物事以外にも、家の前に咲いている花がきれいだなとか、近所にいる猫がかわいいな、など、なるべく多くの物事に感情を動かすのです。

日々の生活の中で感情を動かす回数が増えていけば、だんだんそれに体や精神が慣れていきますから、自分らしさを取り戻すことができます。

 

如何でしたでしょうか。感情がない人は、周囲から「サイコパスなんじゃないか」とか「普通じゃない」など好奇の目で見られたり、避けられたりすることがあります。感情がないのが生まれつきであったり、幼少期に形成されたものであるケースももちろんありますが、実際にはストレスなどでうつ状態になっていることが多いのです。

自分で感情がないなと感じている人は、まさに自律神経が失調していたり、疲れやストレスが原因で感情を失っている可能性が高いですから、自分らしさを取り戻すためのステップをしっかりと踏めば、感情を取り戻すことができます。

今回お伝えしたように、ストレスで自律神経が乱れている場合は、精神状態を安定させることももちろん大切ですが、身体的な健康を保つことも重要なのです。健やかに日々を過ごすことで、感情豊かな人を目指しましょう。

まとめ

感情がない人が感情を取り戻すステップとは

・毎日7時間以上の睡眠で疲れを蓄積させない
・栄養バランスが取れた食事で健康を維持する
・ストレッチやマッサージで体の緊張をほぐす
・溜まったストレスの原因を特定して解決する
・僅かな感情の変化に気づいて種類を区別する
・変化した感情を増大させて自ら高ぶらせる
・周囲の物事に関心を持つように意識する

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