赤ちゃんの名前ランキングから学ぶ7つの名づけの基礎知識

赤ちゃんの名前ランキングから学ぶ7つの名づけの基礎知識

妊娠が分かると、出産までの間に決めておくことや準備しておくことがたくさんあります。その中でもっとも悩むものと言えば、名づけではないでしょうか。我が子への初めてのプレゼントとなるものなので、当然と言えば当然ですよね。

みなさんは、保険会社などから毎年発表されている赤ちゃんの名前ランキングをご存知ですか?名づけに悩むパパやママの中にはすでにチェックずみの方も多いかもしれませんね。

名づけの参考に・・と思ってランキングを見たのに、良いなと思う名前が多すぎて、余計に迷ってしまったなんて人も多いのではないでしょうか。実は、赤ちゃんの名前ランキングを見ると、名前のつけ方や傾向が分かるんです。さっそく、赤ちゃんの名前ランキングに隠されている名づけのヒントをご紹介します。

 

赤ちゃんの名前ランキングから
学ぶ7つの名づけの基礎知識

 

 

名づけに使える文字をチェックしましょう

いくら我が子とは言え、どんな名前でもつければ良いということではありません。赤ちゃんの名づけにもルールがあるんです。まずは、名づけの基本中の基本「文字」についてご紹介しましょう。

名前には、どんな文字でも使えるわけではありません。名前に使える文字は、以下のとおりです。ひらがな・カタカナ・常用漢字・人名漢字・長音符号(-)・繰り返し記号(ゝ、ゞ、々)。

ただし、たとえば「流」「天」など夭折を連想させるものや忌字、隠語などは避けた方が良いでしょう。また、一、二とか壱、弐などは常用漢字なので使用することができますが、1、2などの算用数字やアルファベットの使用はNGです。

漢字の読み方には細かな制限がありません。とは言え、あまりに読めないものだと、役所で届出を受理してもらえないこともあるので注意しましょう。

漢和辞典の名乗りとか名づけと記載されている部分の読みを参考にしても良いですね。もちろん、漢字の場合はその漢字の意味をしっかりと調べておくこともお忘れなく。

 

話題の人にあやかりましょう

名づけの基本を知ったところで、ここからは赤ちゃんの名前ランキングを参考に名前を考える方法を見ていきましょう。赤ちゃんの名前ランキングを見ると、その時代に話題を集めた人とまったく同じ漢字や同じ読みの名前が上位に並びます。

赤ちゃんの名前ランキングを見ることで、その時代にどんなことがあったのか、なんとなく分かってしまうほど、時代を反映していることが多いのです。我が子の将来を見据えて、話題の人にあやかりたいと願う親心の現れかもしれませんね。

 

干支にちなんでみましょう

赤ちゃんの名前ランキングを見ると、たとえば午年には「馬」の字、寅年には「虎」の字、辰年には「龍」の字のように、干支にちなんだ漢字を使った名前が増える傾向があります。

これは、その年に生まれたことを記念するという意味が込められています。干支にちなむアイデアは良いけれど、漢字がちょっと・・と思う方は、同じ読みの別の漢字に置き換えるのもオススメですよ。

 

男女どちらでも使える名前や漢字を使ってみましょう

赤ちゃんの名前ランキングを古くから順を追って眺めてみると、「はる」「そら」「るい」「けい」など、男の子でも女の子でも使える名前が増えてきていることが分かります。

ただし、これは名前を見ただけでは男女どちらなのか分からないというデメリットもあるので、将来的に相手を混乱させてしまう可能性があることを覚えておくと良いでしょう。

赤ちゃんが生まれてくるまで性別は聞かないという人や男女どちらでも使える名前はちょっと・・という人は、男女どちらでも使える漢字を一字だけ決めておき、出産後にいくつか文字を足すという方法もオススメですよ。

 

自然に関する漢字を使ってみましょう

近年の赤ちゃんの名前ランキングには、樹や海、柊、陽、花、楓など自然に関する漢字を使った名前が多く見受けられます。パパやママは、無意識に我が子に幸せになって欲しいと願っているため、その時代に手に入りにくいものを表現する傾向があるんです。

もちろん、赤ちゃんが生まれた季節を表現するために使用されることもありますが、自然と触れ合う機会が減ったことにより、無意識に自然を求めていることの現れでもあります。

 

古風な名前を見直してみましょう

かつては、キラキラネームと呼ばれる個性的な名前が増えていましたが、近年の赤ちゃんの名前ランキングでは「○太郎」とか「○○のすけ」のような、日本人らしい古風な名前が見直されつつあることがうかがえます。

そこまで古風な名前には抵抗があるという方は、古風な読みのまま、現代風の漢字をあててみるのもオススメです。

 

最後にバランスやイメージをチェックしましょう

赤ちゃんにつける名前をランキングを参考にして決める場合、いくつか注意したいことがあります。姓とのバランスどれだけ気に入った名前を候補にあげても、姓とのバランスがとれていないことがあります。

名前の候補が決まったら、姓と合わせて紙に書き、部首や字形が連続していないか、すべての漢字が左右に縦割れしていないかをチェックしましょう。

▢イニシャルチェック
イニシャルで表記したときに、N.GやW.Cなどマイナスイメージになりやすいものは避けることをおすすめします。

▢ひらがな表記でチェック
フルネームをひらがなで表記したときに、マイナスイメージの言葉が浮かびあがることがあります。将来的におかしなあだ名をつけられてしまうこともあるため、避けた方が良いでしょう。

 

いかがでしたか。

名前は、大切な我が子への最初のプレゼント。改名することも可能ですが、基本的には生涯を通しずっと使い続けるものなので、命名には悩みますよね。

名前のつけ方は、パパやママの名前から一文字取るとか姓名判断で決めるなど、人により異なりますが、つけた名前は、子どもに生涯ついて回るもの。

親の自己満足のために、子どもがつらい思いをするような名前は避けたいですね。我が子への名づけに悩んだときには、赤ちゃんの名前ランキングを参考にしてみるのもひとつの方法です。

赤ちゃんの名前ランキングは、時代を反映しているため、時代に合った名前をつけたい方にもオススメですが、名づけのヒントも隠されているため、どんな風に名前をつけたら良いのか分からない方にもオススメです。

 

まとめ

赤ちゃんの名前ランキングから学ぶ7つの名づけの基礎知識

・ 名づけに使える文字をチェックしましょう
・ 話題の人にあやかりましょう
・ 干支にちなんでみましょう
・ 男女どちらでも使える名前や漢字を使ってみましょう
・ 自然に関する漢字を使ってみましょう
・ 古風な名前を見直してみましょう
・ 最後にバランスやイメージをチェックしましょう

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