テレビドラマや映画のラブストーリーを見ていると、幸せなカップルに憧れて、「私も恋人が欲しいな…」と思う事がありますよね。今では婚活パーティーや合コンなどのイベントによって、異性と出会える機会が多く設けられています。
しかし、恋人が欲しいからといってその気持ちをストレートにアピールしすぎてしまうと、かえってあなたの魅力が損なわれて見えてしまうこともあります。恋人が欲しい人は、どうしたら異性を不快にさせることなく自分の気持ちを上手に伝えられるのかを考えると効果的です。
そこで今回は、恋人が欲しい人が陥りがちな間違ったアピールの例を取り上げていきます。「恋人が欲しいけれど、どう行動したら良いのか分からない」とお悩みの方も、ぜひチェックしてみてください。
重たい印象になってしまう「寂しいアピール」
恋人が欲しい人が陥りがちなアピールのひとつに、「寂しいアピール」があります。例えば、以下のような発言をしてしまうことです。
・「彼氏がいないから土日が暇なんだよね~」
・「夜、一人になると寂しくなっちゃって…」
・「○○君みたいな人がいたら、寂しくないんだけどな」
これらの発言は、一見可愛い印象を与えるように感じますよね。独り身が寂しいという事を遠回しに伝えており、誰かがいなければ寂しくなるという点は、あえて弱みを見せるという意味では効果的でしょう。
しかし、恋人が欲しいからといって、誰かと一緒にいなければ寂しくなるという事をあまりに強調し過ぎると、かえって異性は戸惑いを感じてしまうこともあります。人によっては
・「もしこの子と付き合ったら、毎週末会わないといけないのかな?」
・「寂しがり屋なのは可愛いけれど、ちょっと重たいな」
・「一人の時間も大事にしたいのに、束縛されそう」
交際するにあたって、異性に頼られる事が嬉しい人もいれば、逆に、ほどほどの距離感を保ちたいと考えている人もいます。寂しい気持ちを伝えようとしすぎて、かえって重たい印象を押し付けないように注意してみてください。
こだわりを感じられない「誰でもいいアピール」
恋人が欲しい人が陥りやすい、間違ったアピールには「誰でもいいアピール」も挙げられます。これは、恋人が欲しいという気持ちが強く出すぎて、以下のような発言をしてしまうことです。
・「誰とでもいいから付き合いたい」
・「私、割とどんな人とでも相性良いんだよね」
・「○○さんは優しいし、△△さんもカッコイイと思う」
異性に対して求める条件が特に無いからという理由で、このような発言をしてしまうこともあるでしょう。寛容的で、誰とでも仲良くなれる印象を与えられるという意味では、効果的です。しかし、人によっては以下のように感じてしまいます。
・「誰とでもいいなら、俺じゃなくてもいいんだろうな」
・「交際した後、浮気されそう」
・「誘われたら誰にでもホイホイついて行ってしまうんじゃ…」
恋人が欲しいと考えている人は、異性のどのような点にこだわって相手を見極めたいのかというポイントを考えておくと効果的です。好きな人がいるのであれば、その人でなくてはならない理由を相手に伝えましょう。
恋愛にこだわりを持つ人が陥りがちな「条件付きアピール」
恋人が欲しい人は、「条件付きアピール」も無意識のうちに行ってしまうことがあります。これは「誰でもいいアピール」の逆にあたり、異性に対してこだわりをもちすぎてしまう人が陥りがちです。例えば以下のような発言をしてしまうことです。
・「男性の身長なら175㎝以上は欲しいところよね」
・「年収は1200万以上じゃなくちゃイヤ」
・「毎月旅行に連れていってくれる旦那さんって憧れる~」
恋愛に憧れを持ったり、異性にこだわりを持つ意味では良い事ですが、あまりに条件が絞られてしまうと、異性はこのように感じてしまいます。
・「俺は当てはまらないから恋愛対象じゃない」
・「この子って高嶺の花なのかも。俺とは釣り合わない」
・「身分とか住む世界が違いすぎる」
どんなにこだわりを持っていても、その条件に全て当てはまる人と出会う事は難しいはずです。恋人が欲しい人は、あまりに限られた視野だけで相手を選ぶのではなく、出会った相手の良い所を見つけるように意識してみてください。
さて今回は、恋人が欲しい人が陥りがちな間違ったアピールについてお伝えしました。恋人が欲しい気持ちが強く表われると、目の前にいる異性に対して。つい寂しい気持ちを率直に伝えてしまいますよね。
焦燥感のあまり「誰でもいいから付き合いたい」と言ってしまったり、あるいは「こういう人とじゃないと付き合いたくない」と無意識のうちに言ってしまったりすることもあるでしょう。しかし、異性は本当の意味で自分を好きでいてくれる人・本当の意味で相性が良い人と付き合いたいと考えています。
恋人が欲しいと考えている場合、異性の良い所を見つけて褒めたり、時々話し掛けることで、程よい距離感をとることから始めてみてください。フランクな雰囲気で、相手が「話しやすいな」と感じる事ができれば効果的です。