相性占いは当たる! 古くから皆に受け継がれる方法とは?

相性占いは当たる! 古くから皆に受け継がれる方法とは?

相性占いといえば、皆さんは、何を思い浮かべますか?タロット、風水、前世鑑定……占いには実にさまざまな種類があります。その中でも古くから高い的中率を誇り、現在にいたるまで受け継がれてきたのが『相性占い』。その語り具がれてきた「相性占い」と一口に言っても、これまた何十種類とあるのです。

今回は、そのたくさんある相性占いの数ある中から特に良く当たるというわれている占いを7種に分けてご紹介します。それぞれに様々な特徴があり、その内容によっても最も適した分野があるものです。

悩みにあわせて占いの方法を的確に選ぶことで、あなたの人生における道しるべはより具体性を増していきます。それでは、相性占いで当たると言われている、古くから皆に受け継がれる方法についてご紹介いたします。

 

相性占いは当たる!
古くから皆に受け継がれる方法とは?

 

 

古来より政治や戦争すら左右した占い、『四柱推命』

四柱推命とは今から1500年も前に中国で確立された占いです。その占術の難解さと的中率の高さから、古代中国では『帝王の運命学』と呼ばれ、政治や戦争などの重要な判断を必要とする局面で使用されていました。

対象者が生まれた『年』『月』『日』『時』の『四柱』をそれぞれ『干支』と複合的に組み合わせ、それをもとに具体的な事象を推察していくという精緻な占い方法を1500年もかけて多くの占術家が研究に研究を重ねてきた結果、驚くべき的中率を誇る占いとして進化を遂げました。

四つの柱から作成される命式という図式から、具体的には個人の相貌などの特徴や健康、体質、性格、気質、好みや嗜好、適職、適性、他人との相性などから、過去、現在、未来に関する運命の変化、死亡率の高まる時期などまで、個人に関するほとんどのことが予測可能と言われています。

 

菩薩の知恵より生まれし占い、『宿曜占星術』

宿曜占星術は、約3000年ほど前に知恵の菩薩として知られる文殊菩薩が28宿を基に暦を作り「宿曜経」に表したとされています。弘法大師こと空海によって日本にもたらされました。

そして、広められたこの占いは、約27日で1周する月の軌道を27等分したものを『宿』と呼び、自分が生まれたときに月がどの宿の位置にいたかによって吉凶を導き出します。

その的中率の高さはかつての時の権力者によって封印されたとの定説を持つほど。個人の性格・能力・社会性だけでなく、対人関係の相性と、日々の運勢の鑑定で最も威力を発揮する占いです。

 

四柱推命と双璧をなす占い、『紫微斗数(しびとすう)』

紫微斗数とは、『生年月日』『時間』『出生地』の基礎データから個人の運命を予測する、中国では代表的な占術です。生まれた年月日や十干十二支との関係を108個の星で示し、人の吉凶禍福を占います。

技法自体は西洋占星術におけるホロスコープに近いものがあるといえるでしょう。きめ細やかな占いのできる術で、特に恋愛、結婚の占いに強みを発揮します。台湾や香港では大人気、かつ日常に溶け込んだ占いです。

 

占いとは膨大な年月をかけて練り上げられた統計学なり、『算命学』

『算命学』といわれてもピンとは来ないかもしれませんが、『天中殺』と聞くと思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。算命学とは生年月日を干支に置き換え、陰陽五行説を元にしてその人の運命や性格を読み解く占いです。

中国の春秋時代に鬼谷子という人物が軍略として算命学の原点理論を作り上げたといわれています。日本に伝わったのは戦後のこと。高尾義政が『高尾算命学』として広めました。

陰占と陽占にわかれ、陰占は生年月日の干支を読み、さらに陽占では「人体星図」という人体になぞらえた独自の図を用いてそこに『十大主星』と『十二大従星』を配します。

ちなみに天中殺とは『時間を司る十干支と空間を司る十二支を組み合わせた際、十二支が2つ余ってしまうことから、その2年の干支の年を「バランスが崩れやすくなる時」として要注意を必要とする』期間です。

この算命学によって個人の行動・思考、組織や集団の運命・動向、世の中の動き、自然現象、それら全ての事を理論的に読み取ることができます。まさに自然科学や人間学、万象学をベースとした『統計学』です。

 

古今東西の占術を土台として生まれた、『0学占い』

御射山宇彦氏によって考案された、生年月日をもとに割り出した6つの「0星(ゼロスター)」と、その陰陽によって分かれる12パターンの支配星(「水星」「氷王星」「木星」「海王星」「月星」「魚王星」「火星」「冥王星」「金星」「小王星」「土星」「天王星」)で運の流れを読み解いていく占いです。

とはいっても、もともと0学とは占星術の観点を元に形而上学と形而下学を統合するものとして樹立された『学問』である、という捉え方が強く、0学を用いて人の運勢を占う「0学占い」が、具体的な占術となると言われています。

例えるなら0学:0学占い=天文学:西洋占星術といったところでしょうか。このため、0学を占術として見た場合、一般的な占術よりも決まりごとが多いという特徴があります。

 

一世を風靡した占い、『六星占星術』

細木数子氏によって考案された、生年月日から運命を推測する占いです。古来中国より伝わる万象学、算命学、易学がベースとなっています。『土星』『金星』『火星』『天王星』『木星』『水星』という6つの星に分類し、さらにそれぞれには陽(+)と陰(-)が存在。合計12パターンに大別されています。

運勢は12年サイクルで巡りますが、そのうちの3年が『大殺界』と呼ばれ、行動に注意しなければ、後々不運やトラブルを呼んでしまう重要な時期であるとして紹介されたのを覚えていらっしゃる方もいることでしょう。

 

『命術』の優秀すぎる補佐、『卜術』

カードやさいころなど、何らかの道具を用いて『今この瞬間に偶然導き出された結果』から比較的近い時間軸における出来事や運命の行方、物事の吉凶を推理する占いです。

具体的な例としてはタロットカードや易などが有名でしょうか。「今あの人はどう思っているのか」「どちらを選択すべきか」「どんな判断を下すべきか」といった、日々刻々と移り変わる状況に対しての答えを占うのに適しています。

しかし、肝心なのはこういった『ト術』は上記にあげてきたような『命術』によって『生まれつき備わった才能や性格、宿命など』を把握した上で行う方が、より確実な答えを導き出すことができるということです。

ちなみに、同じ質問を一度に頻回に行うことは禁じられていますが、時間の経過と共に状況が変化したという自覚を感じた際にはこの限りではないそうです。

 

いかがでしたか。

日々新しいモノが生み出され、巷には溢れかえっている『占い』ですが、モトをただせば全ては統計に基づいています。占いはけして胡散臭い妄想ではなく、れっきとした学問から派生しているのです。

特に今回紹介した『命術』と呼ばれる部類に属する占いはそれぞれに高い的中率を誇っています。それは気の遠くなるほどの長い年月を掛け研究に研究を重ね、膨大なデータの上に成り立つものだから。

今は詳しい背景ややり方がわからなくても、ネットなどで簡単に占いができます。惹かれてみたらぜひ一度、試してみてはいかがでしょう。

 

まとめ

相性占いは当たる!古くから皆に受け継がれる方法とは?

・ 古来より政治や戦争すら左右した占い、『四柱推命』
・ 菩薩の知恵より生まれし占い、『宿曜占星術』
・ 四柱推命と双璧をなす占い、『紫微斗数(しびとすう)』
・ 占いとは膨大な年月をかけて練り上げられた統計学なり、『算命学』
・ 古今東西の占術を土台として生まれた、『0学占い』
・ 一世を風靡した占い、『六星占星術』
・ 『命術』の優秀すぎる補佐、『卜術』

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