パワーストーンは身に着けたり部屋に飾ったりすることで、あなたに降りかかるはずだった邪気などを吸収し続けてくれているため、時間の経過とともにパワーストーンが備えている力が弱まってきてしまいます。
そこで蓄積した邪気を払い新たにパワーをチャージさせる役割を担うのが「浄化」です。浄化は、言うなればメンテナンスです。
私たち人間だって、疲労が蓄積すれば判断力や動きが鈍くなりますよね。「ああ疲れた、もう駄目かな」と思ったら、なにはともあれまず休息をとろうとするはずです。
パワーストーンも同じこと。疲れたままにしていては本来の力を発揮できません。そこで今回は、どんなパワーストーンにも対応できる浄化方法をお伝えします。
コンテンツ目次
パワーストーンを浄化し
エネルギーを最大に保つ5つの方法
香りを活用して浄化しましょう。
どのパワーストーンにも対応する浄化方法の1つめは「香りを使う方法」です。お香やハーブを焚き、その煙にパワーストーンをくぐらせます。
お香は仏壇の線香でもかまいませんが、香りはパワーストーンのみならず、あなたの心身も浄化してくれる働きを秘めています。
せっかくでしたら、あなたの好きな香りを選んでみるのもよいでしょう。パワーストーンと一緒にあなた自身もリラックス・リフレッシュできるはずですよ。
セージ(ホワイトセージ)は天然石のショップなどでも販売しています。邪気除けの力を秘めたホワイトセージをいぶしてその煙でパワーストーンを浄化する方法を「スマッジング」と言います。
部屋の窓を閉めてホワイトセージ1~2枚をいぶし、その煙に30秒~1分間程度パワーストーンをくぐらせましょう。煙に直接あてるような感覚で行うのがポイントです。
あなたの部屋自体も浄化してくれるのでおススメですが、火の扱いや換気には十分注意してくださいね。
月の力を活用して浄化しましょう。
どのパワーストーンにも対応する浄化方法の2つめは「月光浴」です。文字通り、月の光にあてることでパワーストーンのリフレッシュや力のチャージを図る方法です。
どの月齢の月でも構いませんが、もっとも適しているのはやはり満月。また、新月から満月の間の月も「満ちる」力をパワーストーンに吸収させることができるといわれています。
たとえ曇り空でも大気中に月の光が満ちているので心配はいりません。やり方は「ベランダや窓辺において一晩月の光をあてる」という至極簡単な方法です。
一晩とはいかなくても数分~数時間程度でも効果がありますよ。外においてもよいのですが汚れや盗難、いたずらなどの可能性がないとは言い切れません。
また、冬など外気温と室内の温度に大きく差が出るような場合は、パワーストーンの特性によっては室内に持ち込んだとたんクラック(ひびわれ)が入ってしまうことがあるので気をつけましょう。
音色を活用して浄化しましょう。
どのパワーストーンにも対応する浄化方法の3つめは「音による浄化」です。美しい音色の波動や振動を利用してパワーストーンがためこんだ邪気を払います。
方法も簡単、パワーストーンに「音を聞かせる」これだけです。音による浄化、と聞くと「クリスタルチューナー」や「シンギングボール」のような専門的な道具を用意しなくてはいけないのでは?と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、実はわざわざ特別な道具を用意しなくても大丈夫。
ヒーリングミュージックのCDを聞くもよし、風鈴やウィンドウチャイムを使うもよし。オルゴールや仏壇にあるおりんを使うのもアリです。
要は、あなたやパワーストーンが心地よいと感じる音色を利用するのがポイントなのです。中には大好きなクラッシックやジャズなどのコンサートにパワーストーンを身に着ける、もしくはバッグなどに忍ばせて行き「自分が楽しみながら浄化もしちゃう」という人もいらっしゃるそうですよ。
ロックなどのような激しい音だと浄化は難しいようですが、あなたが心からリラックスできる・心地よいと思える音を使ってみましょう。
水晶の力を活用して浄化しましょう。
どのパワーストーンにも対応する浄化方法の4つめは「水晶の力を借りる方法」です。パワーストーンを「ポイント」と呼ばれる六角柱の水晶や「クラスター」「さざれ石」などと一緒に置いておくことで浄化を図ります。
水晶は「パワーストーンの万能薬」と言われるほど浄化、調和、調整の力が強いパワーストーンなのです。一緒に置いておくだけでよいので難しいことは何もないですし、どんな種類のものにも使えます。
ただ、パワーストーンの特質によってはクラスターやポイントのとがった先端部で傷がついてしまうケースがあるので気をつけましょう。
一番簡単なのはさざれ石を小皿などに敷き詰め、そこをパワーストーンのアクセサリー置き場にしてしまう方法です。見た目もきれいですし、浄化もできて一石二鳥。たまに月光浴などでさざれ石ごと浄化してあげるのもよいですよ。
植物の生命力を活用して浄化しましょう。
どのパワーストーンにも対応する浄化方法の5つ目は「植物の力を借りる方法」です。観葉植物や生花など「生きた植物」のそばにパワーストーンを置いておくと、植物の生気によってパワーストーンが浄化されます。
逆に壊れてしまったパワーストーンを植物の根元に置いておくと、その力で植物が生き生きしてきます。単なる「パワーストーンの浄化方法」にとどまらず、壊れてしまったけれど愛着があって捨てる(もしくは手放す)には忍びないというときにも有効な活用法といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
パワーストーンの浄化方法は他にも「天然塩を使う方法」「日光浴」「土に埋める方法」などがありますが、これらの方法はパワーストーンの種類により向き不向きがあります。
どんな浄化方法を試すにしろ、あなたが持っているパワーストーンの特徴や性質上の弱点などを知っておくとよいですね。
くれぐれも不向きな浄化方法を行ってパワーストーンの色あせや破損を引き起こさないよう気をつけましょう。縁あって、あなたのもとへとやってきたパワーストーンです。
正しいメンテナンスを行って、末永くお付き合いしてあげてくださいね。大事にしてあげればあげるほど、パワーストーンもあなたの気持ちにこたえてくれるはずですよ。
まとめ
パワーストーンを浄化しエネルギーを最大に保つ5つの方法
・ 香りを活用して浄化しましょう。
・ 月の力を活用して浄化しましょう。
・ 音色を活用して浄化しましょう。
・ 水晶の力を活用して浄化しましょう。
・ 植物の生命力を活用して浄化しましょう。