心身の疲れを癒してくれる沖縄パワースポットの詳しい解説

心身の疲れを癒してくれる沖縄パワースポットの詳しい解説
パワースポットといえば、皆さんはどの場所を思い浮かべるでしょうか?やはり有名な関東地方の明治神宮や日光東照宮、屋久島などを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし関東圏だけではなく、かつては琉球王国という独立国家であり、様々な歴史を経て他の46都道府県とは異なった文化や宗教を持つ県となった沖縄にも多くのパワースポットが存在します。

今回はリゾート地として訪れても楽しめる、心身の疲れを癒してくれる沖縄のパワースポットの詳しい解説をします。是非とも珍しいパワースポットを巡ってみたい人は参考としてご覧になってください。

心を穏やかに『斎場御嶽』を訪れましょう

世界遺産にも登録されている斎場御嶽は最も格の高い聖地であり、かつては男子禁制で琉球国王ですらこの場所を訪れる際には女性用の衣装に着替えたと伝えられているそうです。

まずは訪れる前日までに、目的の再確認、心を落ち着かせる、正しい身支度を済ませておきましょう。覚えておきたいキーワードは聞得大君、久高島、東御廻り。斎場御嶽周辺は沖縄民族の祖先といわれるアマミキヨが渡来した場所とも言われているそうです。

パワースポットに関する歴史上の人物などを知ることで、より深く理解できるでしょう。観察してほしい物は光、緑、岩。光は未来、緑は現在、岩は過去を現しています。是非ともここを訪れて、ここでしかできない祈りを捧げましょう。

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神の島『久高島』の聖地を巡りましょう

沖縄本島から高速船で約15分の小さな島・久高島。琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降り、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地だそうです。

海の彼方のあの世『ニライカナイ』に最も近い島で、パワースポットをピンポイントで回るよりも、島全体をゆっくりと歩いて回った方がパワースポットの意味を理解出来て良いそうです。島のビーチは遊泳禁止、浜の石1つも持ちだしてはいけません。

そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、特別な島なので配慮を忘れないようにしましょう。聖地には立ち入り禁止の場所や観光客が参加できない行事もあるので気を付けてください。

久高島 - Wikipedia

 

琉球最高の聖域『首里城』を見学しましょう

度重なる災害や戦火で改築・再建を行い、世界遺産にも登録された沖縄を代表する人気観光スポットとしても知られる首里城。正殿を前にして感じるのは、龍の装飾の多さでしょう。

官僚たちが整列していた紅白タイルの御庭から正殿を臨むと、多くの龍を目にすることができます。中国では龍は権力者のシンボルとして、めでたいものとして用いられました。

他にも大きな実がたくさんできる葡萄と子沢山なリスが描かれている場所があり、王家の繁栄が末永く続くよう願いが込められているそうです。500年もの歴史が凝縮された首里城は、知れば知るほど奥が深いです。是非とも500年の歴史的なパワーを感じてください。

首里城公園
首里城は、琉球王国の幾多の興亡を伝える歴史の証人。琉球の島々を治め、中国、日本、朝鮮、東南アジアの国々と外交、貿易を展開した首里王府の司令塔として、王とその家族等が住み、華麗な王朝文化に彩られた空間でした。

 

『ガンガラーの谷』で太古のオーラを感じましょう

沖縄空港から車で約30分、鍾乳洞が崩壊してできた谷間に川や森が広がる自然溢れるスポット、ガンダラーの谷。この谷へはツアーに参加した人だけが訪れることができ、約1キロのコースを約1時間20分で歩きます。

中でもおすすめの場所は大主ガジュマル、種之子御嶽、古代人の住居・武芸洞です。種之子御嶽では良縁や安産など、命の誕生を願う信仰の場所として拝みに来る人もいる本物の御願所があります。

このツアーには子供からお年寄りまで参加できるので、女性にとって良い効果のある此処のパワースポットに、是非とも訪れてみてください。

ガンガラーの谷 - Wikipedia

 

島全体がパワースポット『浜比嘉島』を訪れましょう

琉球開祖のアマミキヨが久高島に降り立ち、その後に住居を構えたという神話が残る浜比嘉島。現在もシルミチュー、アマミチューという霊場があり、無病息災や子宝祈願に御利益があると言われているパワースポットです。

他にもアガリガーなど神々にまつわるスポットがあり、島全体が拝所のような聖なる島です。透明度が高く穏やかで、のんびりとした時間が過ごせるおすすめのビーチが3つもあり、観光地としても楽しめます。

子宝祈願で夫婦で訪れても、子供連れで訪れても楽しめる場所があるでしょう。パワースポットを巡りたいのならば、ここは是非とも訪れておきましょう。

浜比嘉島 - Wikipedia

 

『大石林山』で大自然のパワーを浴びましょう

沖縄県北部のやんばるの森にあり、ひときわ大自然の力強さを感じるスポット、大石林山。2億年の時をかけてできた岩山は、アマミキヨが沖縄で最初に作った聖地と言われています。

心身のバランスを整えるというパワーストーンや特別な力を持つというガジュマルなど大自然の神秘に満ちた聖地です。東京ドーム約11個分という広い敷地内にある不思議なスポットの中でも仙人ガジュマル、骨盤石、輪廻生まれ変わりの石は見ておきましょう。

聖地ならではのスピリチュアルなエピソードや体験談に事欠かない珍しいものばかりです。沖縄の妖精キジムナーが棲むとも言われているガジュマルはとてもパワーが強いそうなので、一度は目で見ておくといいかもしれません。

やんばる国立公園 大石林山
沖縄本島北部エリアは、「ヤンバル(山原)」と呼ばれる豊かな自然あふれる癒しの里。 そのヤンバルで、昔から聖なる地として伝えられてきた安須杜(アシムイ)の山々は、辺戸岬から眺める険しい姿とは違って、一歩踏み入ると、そこは亜熱帯の自然と触れ合う楽園。奇岩や巨石、亜熱帯の森、大パノラマなど、さまざまな表情を見せる大石林山の4...

 

自然の神に愛された『大神島』を歩きましょう

宮古島から約15分、人口40人ほどの小さな大神島は、名前にもあるとおりに神の島として有名です。古くから神事を大事にしていて、以前は島外からの人々を受け入れなかったほどです。

それゆえ島の中は今でも静かで南国の自然がありのままに残っているそうです。神事が行われるときは島に入ることは出来ないので注意しましょう。

日頃からまた島の人たちが大事にしている神にまつわる場所へは安易な気持ちで立ち入らないようにしましょう。島へ渡る時には神事の有無を確認しておくといいでしょう。入れない聖域もありますが、島を歩くと自然の神に愛された島ということを肌で感じられるはずです。

大神島│宮古島から4km離島案内
自然の神様に愛された島・大神島。宮古島の北北東4kmに位置する離島・大神島の観光案内ページです。沖縄でも有数のパワースポット(聖域)が集中する観光の穴場です。大神島自治会監修

 

さて、行ってみたいパワースポットはありましたでしょうか?心身の疲れを癒してくれるパワースポットとなれば、観光地としての人気も高い沖縄は最適な土地ではないでしょうか。

沖縄の土地はどこを歩いても興味深いもので溢れており、パワースポットでなくとも沖縄の地に立っているだけで他の県とは異なるパワーを感じることが出来ます。

1人で訪れても家族や友人、恋人と訪れても、沖縄の街並みや美しい海、自然の景観などを眺めるだけで充実した1日を過ごせることでしょう。是非沖縄に訪れて、大自然や神々のパワーを存分に受けて心身を癒してください。

まとめ

心身の疲れを癒してくれる沖縄パワースポット

・ 心を穏やかに『斎場御嶽』を訪れましょう
・ 神の島『久高島』の聖地を巡りましょう
・ 琉球最高の聖域『首里城』を見学しましょう
・ 『ガンガラーの谷』で太古のオーラを感じましょう
・ 島全体がパワースポット『浜比嘉島』を訪れましょう
・ 『大石林山』で大自然のパワーを浴びましょう
・ 自然の神に愛された『大神島』を歩きましょう

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