なんとなくぎくしゃくしたまま、あるいは派手に喧嘩してろくに口もきかないまま、迎える相手の誕生日。こんなときにこんな気持ちなんて……ともやもやしてないで、ここは一つ、勇気を出して!この機会にきちんと仲直りしちゃいましょう。ピンチをチャンスに変えるメール、送ってみませんか?
コンテンツ目次
もつれた恋人関係を解きほぐす
誕生日メールの9つの送り方
その1: まずは落ち着け。
原因がどちらにあるのかはわかりませんが、もやもやが残っているならまずは深呼吸。せっかくメールを送ろうと決心しても、心につかえている恨みつらみや不機嫌な気持ちは、知らず知らず文面に出ますよ。お祝いしたい、仲直りしたい、まずはその気持ちを膨らませましょう。
その2: まずは時間帯を考える。
日付が変わり当日になった瞬間に送られるのも嬉しくはありますが……誰もが嬉しいわけではないと認識しておきましょう。その時間に寝ていることだって往々にしてあるのです。
相手が夜更かしさんで、確実に起きているならともかく、そうではない場合、もしくは相手の状況がわからない場合はやめておいたほうが無難です。それよりもたとえば朝起きる時間、お昼休憩、仕事終わりのほうが気持ちに余裕を持って読んでもらえる確率は高くなります。相手の都合を考慮する、コレ鉄則です。
その3: まずは謝る。
状況によりますが、もし自分に非があるならここは素直に謝ってしまいましょう。また、全面的に非はなくてもたとえば「腹を立てて無視してしまった」とか「不快にさせる態度をとってしまってごめんなさい」とか。
謝っちゃうと、相手にだって非はあるのに自分が全面的に負けを認めたみたいでなんかすっきりしない、もしくは相手のほうが悪いのになんで私が、なんて思ってしまいがちですが、なにもぎくしゃくしている原因のすべてに対して謝るわけではありません。
あくまで『自分が悪かった部分』について、ですからそんなに難しいことではないでしょう?相手も悪いと思っているのになかなかきっかけをつかめなくて、というケースも多いのです。こちらから先に切り出すことで「いや、自分こそごめん」と言ってくれることだってありますよ。
その4: まずは相手に感謝する。
心から発せられる『ありがとう』は魔法の言葉です。誰だってコレを言われて嬉しくない人はいないでしょう。生まれてきて、元気に育ち、出会えて今こうしていられるということはけして当たり前ではありません。
人生のうちのどこかが、ほんの少しでもずれていたら2人は出会うことすらできなかったかもしれないのです。『一緒にいてくれてありがとう』『いつも○○してくれてありがとう』、伝えられる気持ちはしっかり伝えておきましょう。
その5: まずは思いをきちんと言葉にする。
『ありがとう』もそうですが、面と向かって言うにはなんとなく気恥ずかしいことも、メールだったら案外言えちゃうものです。せっかくですから、ぜひ素直な気持ちを送ってみてください。
どんなところが好きですか?惹かれたところはどこですか?これからもずっと一緒にいたいなら、それもぜひ言葉にしてみてください。着飾った表現をしたり、かっこよく決めようなんて思う必要はありません。シンプルな、あなた自身の言葉のほうが心には響きやすいのです。
その6: 場合によってはデコメとかも使ってみる。
メールでは相手の表情が見えない分、文章だけだと殺風景に見えがちです。そんなときはデコメを使うと華やかさが断然違います。ただし、絵文字は機種によって文字化けしたり表示されないことも多々あります。
そんなときは顔文字も組み合わせてみましょう。文字だけだとどうしても機械的、事務的に見えがちですし、実際冷たい印象を受けるという話もよく聞かれます。表情がつくことで、同じ文章でも印象が変わってきますよ。
その7: 送る前に一度ちゃんと読み返す。
いくら素直に気持ちを表現する、とはいっても限度があります。妙にポエムになっていたり、ひとりよがりだったり、相手がドン引きするようなメールならいっそ送信してはいけません!
一度冷静になって読み返しましょう。また、誤字脱字は失笑のモトです。だいたい、大切な相手へのメッセージなら、いい加減なものは送りませんよね。あえて言おう、字がわからなければうろ覚えに頼るより『しっかり調べなさい!!』
その8: 返事を待たない。
一生懸命文章を考え、おかしな部分がないかきっちり確認して、時間帯にも気をつけていざ送信!……なのにいつまで経っても返信が来ない。LINEだったら既読がついて読んでもらえたかどうかの目安はつくとしても(つかなくする方法もあるそうですし、既読スルーもそれはそれで少々寂しいものですが)メールだとそうはいきませんよね。
読んだんだったら返事くらいくれてもいいのに、と再びもやもやが……。気持ちは良くわかりますが、ここは大目に見てあげましょう。実際にまだ読んでいない、読むは読んだけど返信する時間がない、時間がないうちについ後回し、からのうっかり忘れてしまいましたごめんなさい状態。とパターンはいろいろと考えられます。
相手のためというよりは、ここは自分自身の精神安定のために『いつか時間ができたらくれるだろう』と考えて、自分のことに専念しちゃいましょう。ただし今までの関係を考えて、あまりにもないがしろにされているようなら……いろいろ考えても、いいと思いますよ?
その9: 番外編:相手の欲しい物がわからないときに送るメール。
その日に外せない用事ができたとかならともかく、誕生日そのものを忘れてた、というのはもはや気まずいレベル最高潮ですが、それに匹敵する気まずいレベル高めの事柄が『欲しいといわれていた誕生日プレゼントを覚えていない』ではないでしょうか。
普段の会話でさりげなくにおわされていたのに見当違いのものを贈って「話、聞いてないんだね」とため息をつかれたときのあの気まずさ!辛いです!そこで、考えて考えてそれでもわからなかった場合に付け加える一言を一つ。
『実はずっと探していたんだけどなかなかいいのが見つからなかったんだ。今度会ったとき、一緒に見に行こう』。本当は忘れていたとしても『忘れていたわけじゃない』んだよ、愛しいあなたのために『ずっと探しまわっていた』んだけどどうしても見つからなかったんだ、『ごめんね』、とこのキーワードを織り交ぜてみてください。そのかわり、多少の予算の変動は覚悟の上ですよ。
いかがでしたでしょうか?
コツは、『相手のことを思いやりつつ、自分も大事にする』ということ。恋愛はどちらか一方が我慢して成り立つものではありません。人間関係全般から結婚生活においても言えることですが、長く絆を紡ぐにあたり、『努力する』のと『無理をする』のは違います。
もやもやしたときにこそ、お互いの関係や自分自身の言動を振り返る良い機会。まして相手の誕生日ならなおさらです。もつれてしまった恋の糸がまた解れて繋がっていくことを願っています。
そうそう、メールを送り、無事仲直りもできたなら……ちょっと気恥ずかしいかもしれませんがぜひ、次に顔を合わせたときに、『あなたに出会えてよかった、ありがとう!これからもよろしくね』と、素直な気持ちと心からの笑顔で相手に伝えてあげてください。最後に響くのは、やっぱり直接見るあなたの笑顔です。頑張ってくださいね。
まとめ
もつれた恋人関係を解きほぐす誕生日メールの9つの送り方
その1: まずは落ち着け。
その2: まずは時間帯を考える。
その3: まずは謝る。
その4: まずは相手に感謝する。
その5: まずは思いをきちんと言葉にする。
その6: 場合によってはデコメとかも使ってみる。
その7: 送る前に一度ちゃんと読み返す。
その8: 返事を待たない。
その9: 番外編:相手の欲しい物がわからないときに送るメール。