手相のなかでも女性にとって特別気になるのが感情線ですよね。感情線とは小指の下部から手のひら中央に向かって走り、中指と人差し指の間くらいまで伸びている線のこと。その名の通り、恋愛など、その人の感情に関わる性質や運勢を読み取ることができます。
感情線は恋愛に関するタイプについて観察されることが多いので、手相好きの人にはお馴染みかもしれません。くっきりとして目立つ感情線の持ち主は情熱的で恋愛至上主義、感情線が長い人は思いも一途に持ち続ける、感情線が短いと浮気性などといった判断は雑誌などでも時々目にされることでしょう。
ただ、感情線から分かる恋愛傾向はそれだけではありません。ということで今回は、感情線から恋愛傾向を読み解くコツをお届けします。
コンテンツ目次
感情線を見て、
恋愛傾向を読み解く3つのコツ
感情線の長さで基本の恋愛傾向をみよう!
手相の感情線による恋愛傾向を知るには、基本となる長さをチェックしておきましょう。感情線は、長いほど恋愛志向だといわれます。長い感情線を持つ人は恋愛に嵌りやすく、愛した相手に深い愛情を注ぎます。特に、感情線が掌の端から端まで走っているような人は、彼氏や旦那さんなど、愛した相手に対して独占欲が強く、ヤキモチ焼きの傾向にあります。
このタイプの感情線を持つ人は愛した分だけ愛されたい人なので、相手が他の女性を褒めただけでも気分を害するタイプです。喧嘩別れしたり、失恋したりするとなかなか立ち直れず、生活全体が暗くなってしまったりします。
これに対し、感情線の短い人は、恋愛感情に振り回され難い人といえるでしょう。日常生活全般においてクールで、恋愛中であっても、恋愛は恋愛、生活は生活と割り切ることのできる人です。特に、小指側から始まる感情線が中指の下辺りまでしか伸びてきていない場合、恋愛そのものに執着のない人が多いです。性格的に淡白で、大恋愛に陥るより、恋愛を生活の一部に組み込むタイプです。
もう少し先、人差し指の半ばあたりまで感情線が伸びている場合は、恋愛そのものにはクールだけれど、恋愛対象には高い理想を求めている人がよくみられます。恋愛相手に対する要求も高く、結婚が遅くなりがちなのが、この手相の持ち主です。
感情線の位置と形で人への対応を見よう!
感情線が手のひらのどの辺りに位置するか、そして、どんな形で伸びているかから、対人的な感情傾向を見てみましょう。感情線の始点は、小指の下から始まります。小指の付け根から手首までの長さを1と見た場合、上3分の一あたりの位置から感情線が始まっているのが普通です。
これより高い位置から感情線が始まっている場合、つまり、指に近い位置から始まっている場合は、熱血家で激しい感情の持ち主であることが考えられます。恋愛にも積極的で、恋愛至上主義者によく見られる手相です。感情を抑えるのが下手で、恋愛においても、いったん燃え上がると周囲の意見など無視して恋愛に没入してしまいます。
逆に、3分の1より低い位置、手のひらの中央あたりから始まっている感情線は、感情をコントロールできるドライでクールな人によく見られます。始まりの位置が低くて、長さが短い感情線の持ち主は、恋愛に無頓着な性格の人に多い手相です。
一方、感情線のカーブの仕方にも人に対する接し方が現れます。感情線が手のひらをまっすぐ突っ切っているタイプの手相は、駆け引きのできないまっすぐな人に多く見られます。恋愛においてもストレートです。
逆に、カーブの大きな感情線の持ち主は、細やかで心配りのできる人が多いです。人に対して、いわゆる「気が効く」人です。ただ、その分心配性で感情過多になりやすく、人の対応にくよくよしたり、考え込んだりしがちですので、ストレス解消が大切です。
変わった感情線の持ち主は変わり者?!
普通の感情線とはちょっと違ったタイプの感情線というのがあります。ここでは、二重感情線とマスカケ相についてお話しいたします。
二重感情線というのは、その名の通り、感情線が二本以上ある手相のことです。感情線が二重になっているということは感情が二つ重なっているわけで、第一に感情が強く、感受性の豊かな人に多く見られます。感情に行動が支配されるタイプの人で、気分が変われば、行動も変わるため、気まぐれな人と取られがちです。
恋愛面でもこの傾向があるため、複数の異性と同時に付き合ったり、別れた後すぐ別の異性と付き合ったりすることもできます。モテるけど浮気性と言われる人が多く、付き合っている人がこの手相を持っている場合は要注意です。男女比では女性に多く見られます。
マスカケ相というのは、感情線が頭脳船と重なって見えるため、二重感情線とは逆に、線が少なく見える手相です。手相を見る人には大変有名な相で、「百握り」という言葉でよく表現されます。「握り」というのは、何かを手に入れたらぎゅっと握って離さないことを表現したものです。
天下取りの偉人たち、豊臣秀吉や徳川家康がこの手相を持っていたとも言われ、この相を持つ人は、天下を掌握できるほどの資質を持つリーダータイプの人と言われています。
マスカケ相の持ち主は、人心を掌握し、財をなし、どんな苦境にあっても挫けない強い運気の持ち主と言われていて、現代でも、イチローや手塚治虫、明石家さんまなど、一流のスポーツ選手や有名タレントがこの相を持っているといわれています。政財界の大物にもこの線を持つ人が少なくないそうです。
感情線は恋愛傾向や愛情運を読み解くには欠かせない線ですので、慎重にチェックしましょう。基本的な恋愛傾向は長さに表れます。感情線の長い人は恋愛志向、恋をすると恋愛中心になりがちです。短かい人は恋愛にさほど重きをおいていないドライな人が多く、恋愛中でも恋は恋、仕事は仕事、友達は友達と割り切れる人が多い傾向です。
感情線の位置と形からは対人感情をチェックできます。感情線が高い位置にある人は情熱家で、恋愛感情も激しいといわれています。燃え上がると周囲が見えなくなるタイプです。感情線が低い位置にある人は感情をコントロールできるクールなタイプです。まっすぐな感情線は、恋愛においてもストレートな人、カーブの大きな感情線は、気配りのできるモテ体質の人です。
二重感情線やマスカケ相など、通常の感情線とは変わったタイプの感情線を持つ人は運勢も個性的です。二重感情線を持つ人は人並みはずれて感受性が豊かで異性にモテる分、浮気性とも言われます。偉人の相と言われるマスカケ相は、強い運気を持つ手相です。各界のリーダーと言われる人が持つ相で、苦境にあっても挫けない運気の持ち主です。知り合いにこれらの相の人がいたら、要チェックです!
まとめ
感情線で恋愛傾向を読み解くには
・基本的な恋愛傾向は長さをチェック!
・対人関係は位置と形をチェック!
・普通とは違う変わった感情線をチェック!