女性が人を好きになるとキレイになる理由を徹底解明!

女性が人を好きになるとキレイになる理由を徹底解明!
昔から、人を好きになると女性は美しくなると言われていますよね。「あの人、急にキレイになったけれど、好きな人ができたのかしら?」と噂されることもよくあります。確かに、人を好きになると女性は美しくなるようです。

でも、人を好きになるからキレイになるのではなく、もともとキレイな女性だから、人を好きになってもうまくいくという説もあり、キレイな女性は男性の興味をひき、恋愛もうまくいくと思われがちですが、いえ、いえ、そうではありません!

女性が人を好きになるとキレイになるのは、ちゃんと科学的な理由があるのです。それは、人を好きになるメカニズムが働いて、女性の全身に影響を及ぼして変化を起こします。つまり、女性はだれでも人を好きになるとキレイになるのです。

この人を好きになるとキレイになる科学的理由を利用すれば、すでに恋人のいる女性も結婚した女性ももっともっとキレイになることができます。そこで今回は、女性が人を好きになるとキレイになる理由を、徹底的に解明してお伝えします。

 

女性が人を好きになると
キレイになる理由を徹底解明!

 

恋愛ホルモンPEA

脳が出す指令は脳内物質という分子言語によって伝えられます。この分子言語は、ホルモンというメッセンジャーにより全身の各部位に伝えられ、各器官の働きを調節します。つまり、私達の心と身体はホルモンによって情報交換を行っているのです。

脳内物質の1つにPEA(フェニルエチルアミン)というホルモンがあります。PEAは、恋愛初期に分泌され、大きな影響を及ぼすので、「恋愛ホルモン特攻隊」と呼ばれます。人を好きになる、その人に意識が集中するという時に分泌されます。

PEAは、間脳の脳下垂体から分泌され、性的な興奮や快感と直結する神経伝達物質として脳内で働きます。

人を好きになると、その人を見かけただけで胸がときめきますよね。そして会話を交わすと、ドキドキします。こういう時PEAの分泌が増加して、快感を生じるのです。一種の脳内麻薬のようなもので、考え方が前向き(ポジティブ)になり、行動も活き活きしてきます。そして笑顔が多くなるのでさらにキレイに見えますよね。

PEAが増加すると、食欲が抑制されます。昔から、「恋わずらい」という病気があります。人を好きになると、食欲が減退して、何も食べられないという症状ですが、これもPEAが関係しています。

PEAは、食欲を抑制するだけではありません。脳内を活性化して代謝機能を高めるため、消費エネルギーが増え、脂肪が燃焼しやすくなります。なので無理なダイエットをしなくても、食欲が落ちるとともに代謝機能が高まりますから、自然とスリムになりますよね。

 

PEAが他の恋愛ホルモンの分泌を促す

PEAの他にも恋愛ホルモンキレイホルモンがあり、PEAは他の恋愛ホルモンやキレイホルモンの分泌を促進します。人を好きになると、PEAの分泌が増えるので、PEAは恋愛初期に必要不可欠なホルモンと言われるのです。

[エストロゲン]
PEAが増加すると、女性ホルモン・エストロゲンの分泌が上昇します。女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、プロゲステロンは妊娠に関係します。エストロゲンは、「女らしさをつくる」ホルモンなのです。

また、エストロゲンは「女性を女性らしくする」ホルモンなので、人を好きになるとPEAが分泌され、PEAは「男性をひきつける身体をつくる」ために、視床下部を刺激してエストロゲンの分泌を促します。

エストロゲンは、美しい肌・豊かな胸・くびれたウエスト・つやつやした髪の毛・高い美しい声・一途な性格をつくります。そういったことから、女性は人を好きになるとエストロゲンの分泌が増え、キレイになると言えるのです。

[ドーパミン]
ドーパミンは脳内幸福物質の1つとして知られています。ドーパミン・セロトニン・エンドルフィンという脳内物質が、私達を幸せ気分にしてくれるのです。

人を好きになると、脳内のPEA分泌が増えて、その働きでドーパミンが大量に誘発されます。ドーパミンは快楽を伝えるので、幸福感に満たされます。また、ドーパミンが、興奮を伝え交感神経を刺激するのです。

交感神経が活性化すると、瞳孔が開いて、目が大きく見えるようになります。目が活き活きとして、表情に富み、目力(めぢから)が上昇します。それとは別に代謝機能が良くなり、肌のターンオーバーが活発化して肌が美しくなります。

[エンドルフィン]
別名ハピネスホルモン(幸福ホルモン)と言われます。ドーパミンが興奮をともなう快感を伝えるのに対し、ゆったりとした幸福感で脳内を満たします

これは、人を好きになるという恋愛初期を通り越して、信頼関係を確立した安定期に生じます。本当に信頼できる人を好きになると、エンドルフィンが分泌されて、ふんわりとした幸福感に包まれます。

ゆったりとした幸福感に満たされると、ストレスが減少して自律神経系の働きが良くなり、さらには美肌効果が上がります。また、気持ちにゆとりができるので言葉や動作がしっとりと優しくなります。

恋愛安定期には、オキシトシンというホルモンも分泌されます。人と人の絆を強くして、信頼感を生じさせます。

 

人を好きになると、オシャレに気を遣う

長唄の文句に「だれに見しょとて、紅鉄漿(べにかね)つけよぞ。みんな主(ぬし)への心中立て」とあります。女性がオシャレをするのは、だれのためでもありません。好きな人のために、美しく装うのです。女性は、人を好きになると、今まで以上にオシャレに気を遣うようになります。

人を好きになると、女性は少しでもキレイに見せたいと考えるようになります。「好きな人にほめられたい」「好きな人に良く思われたい」というのは、自然な心理です。その人の好みに合わせてイメチェンすることさえあります。そこまでしなくても、ふだんから気合いを入れてオシャレします。

女性は、人を好きになると、今まで適当に済ませていたお肌や髪の毛の手入れも、念入りに行うようになります。お化粧も、少しでも魅力的に見えるように工夫を凝らします。ダイエットをして無駄な脂肪を落としたり、スタイルの良く見える服装をしたりします。

女性は、人を好きになると、オシャレに気合いが入るのでキレイになるのです。

 

人を好きになる以外に、恋愛ホルモンを取り入れる方法

もうすでに信頼できる恋人がいても、優しい夫と可愛い子供に恵まれて、幸福な結婚生活を送っていても、女性は、「もっとキレイになりたい」「いつまでもキレイでいたい」と願います。大事な恋人や夫のために、キレイになりたいのですね。

大丈夫です。人を好きになる以外にも、恋愛ホルモンPEAやエストロゲン、ドーパミンを取り入れる方法がありますよ。

恋愛ホルモンPEAを取り入れるには、チョコレート・チーズ・赤ワインを積極的に食べるといいですよ。これらの食品には、少量のPEAが含まれています。
チョコレートと赤ワインにはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは活性酸素が身体の中で引き起こす様々なトラブルを防ぐ働きがあります。アンチエイジングにも効果的と言えます。

PEAは、美しいものを見ると分泌されます。美しい景色や絵画、ロマンティックな映像などを見ると、分泌が増します。

「女性を女らしく輝かせる」のは、女性ホルモン・エストロゲンです。エストロゲンは加齢とともに減少しますから、大豆イソフラボンで補います。豆腐や納豆など大豆食品をとるようにしてくださいね。

ドーパミンの分泌には、新しいことを試みると効果的です。新しい習い事を始めたり、今まで行ったことのないレストランに行ったり、髪型や化粧法を変えたりして、新しいものと触れ合うと、ドキドキしてドーパミンが分泌されます。
ドキドキ胸をときめかすには、ロマンティックな映画やドラマを見るのも、いいですね。PEAとドーパミンの分泌を促します

 

PEAは恋愛を終わらせることもある?!

女性が人を好きになると、PEA・エストロゲン・ドーパミンの恋愛ホルモンが分泌され、その働きでキレイになります。特に、PEAは「恋愛ホルモン特攻隊」と言われるほど、恋愛初期には大事な働きをします。

ただし、PEAの分泌は長続きしません。3ヶ月から6ヶ月程度で減少し、3年から4年で分泌しなくなります。人間の身体は、長い間、同じ物質を分泌し続けるのは危険と見做して、一定期間経つと、分泌しなくなるようにできているのです。

人を好きになる初期段階では、不安や心配が多く、緊張が高まり、ドキドキするので、PEAの分泌が促されます。しかし、交際が続くと、いつまでもドキドキしたり、緊張したりしなくなりますから、当然PEAの分泌が減少します。

人を好きになる段階から気心の知れた段階になる頃には、PEAの分泌が減少するか、消滅するか、しています。PEAは「惚れ薬」のような働きをしますから、
相手のことが、何でも良く見えてしまいます。人を好きになると、「アバタも笑窪」の状態になるのです。しかし、PEAが減少すると、理性が働くようになりますから、相手を冷静に見ることができます。相手の欠点や自分と合わない点がはっきりしてきて、恋愛熱が冷めてきます。

PEAは「人を好きになる」ために効果的ですが、その分泌の減少が「恋の終わり」になることもあります。

しかし、PEAの分泌が減少しても、エンドルフィンやセロトニンというゆったり幸福感をもたらす恋愛ホルモン、またオキシトシンという信頼関係を強めるホルモンが分泌されれば、落ち着いた恋愛関係を維持することができます。

PEAは「恋愛ホルモン特攻隊」「脳内惚れ薬」ですから、とんでもない人を好きになることがあります。無条件で、PEAを分泌させてくれる人を好きになる危険性があるのです。この場合は、PEAの減少とともに、恋愛熱も冷めることが多いようです。

 

いかがでしたか。女性は人を好きになると、確かにキレイになります。「あの人、すごくキレイになったけれど、好きな人ができたのかしら?」という噂は、真実であることが多いのです。

女性は、「人を好きになるとキレイになる」ようにつくられているのです。決して、「美人だから恋人ができる」とか「キレイな女性だけがモテる」ということはありません。人を好きになれば、女性はだれでもキレイになれるのです。

女性が人を好きになるとキレイになるのは、心理作用とホルモンの働きによるものです。

女性は人を好きになると、「好きな人にキレイだと思われたい」「好きな人に美しいとほめられたい」という心理が働きます。そのために、オシャレに気を遣い、肌や髪の手入れを念入りに行うようになります。当然、キレイになりますよね。

女性が人を好きになると、PEA・ドーパミン・エストロゲンなどの恋愛ホルモンやキレイホルモンが働きます。人を好きになる幸福感や快感を生じさせるだけでなく、脳内を活性化させ、代謝機能を高めたりします。そのために、表情が明るく活き活きとしてきます。肌や髪が美しくなったり、スリムな身体になったりします。

女性が人を好きになるとキレイになるには、このような科学的な理由が、ちゃんとあるのです。

 

まとめ

女性が人を好きになるとキレイになる理由は、

1.PEAという恋愛ホルモンが分泌され、食欲を抑制し代謝機能を高めるので、肌がキレイになりスリムになります。
2.女性ホルモン・エストロゲンの分泌も促され、美しい肌・つややかな髪・豊かな胸やくびれたウエストなどをつくります。
3.人を好きになると、女性はオシャレに気合いが入るのでキレイになります。
4.チョコレート・ワイン・チーズなどの食べ物やロマンティックな映画をみるとPEAやドーパミン分が分泌されキレイになります。
5.PEAは人を好きになる恋愛初期段階に効果的に働きます。

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