瞑想とは何か?意味や効果・種類と、家で行う方法を解説します。

瞑想とは何か?意味や効果、種類と家で行う方法を解説します。
精神統一や集中力アップの効果があると言われている瞑想(めいそう)。有名人や海外の大企業も習慣として取り入れており、その効果が注目されていますよね。

私たちは普段、顔や体は頻繁に洗い、汚れを落とし、清潔な状態で生活しています。しかし心はきちんと洗っているでしょうか。きっとほとんどの方が心の掃除についてはあまり意識して実践していない事でしょう。

そんな私達におすすめなのが瞑想です。

瞑想は自宅で出来てお金もかからず、誰でも気軽に始めることができます。そしてとてもシンプルで「いま、ここ」を意識することで様々な良い効果を得る事ができます。そして瞑想を習慣にする事によって心と身体のバランスが整い、私達が抱えている問題の多くが解決できるかもしれません。

ではそれは何故なのか?そこで今回は、瞑想とはいったい何なのか?意味や効果、種類と共に、家で行う方法にちいて解説していきましょう。

瞑想とは何か?行う意味や得られる効果、種類や時間について

瞑想とは何か?行う意味や得られる効果、種類や時間についてのイメージ
ではまずはじめに瞑想とは何か?そして瞑想を行う意味や効果についてのお話しと、瞑想の種類や行う時間などなど、瞑想を行う前に知っておきたい「瞑想の基本情報」についてお伝えします

瞑想とは何か

瞑想(めいそう)とは英語ではmeditation(メディテーション)と呼ばれていて、いわゆる心を穏やかにする方法、精神統一の一種です。

元々は神様に祈りを捧げる時に行ったりされていた為、少し宗教的な印象があるかもしれませんが、最近ではアメリカの脳医学博士であるジョン・カバットジンが考案した、「マインドフルネス」という瞑想の一種も一般的に知られてきたりしていますよね。

そして瞑想とは胡散臭いものではなく、もちろん特別な人しか出来ないものでもありません。実は瞑想は、日常、誰もが知らず知らずのうちに、無意識で行っていたりします。

例えば、ウトウトしていながら、それでいて意識がある、とても気持ちの良い状態であったり、音楽に身を任せ、踊り、まどろんでいる状態も実は瞑想に近い状態なのです。

ですから、瞑想は行う方法さえわかれば、誰でも出来るようになります。

 

瞑想にはどんな種類があるのか

瞑想には様々な種類があり、一般的なのは座禅を組んで行う方法や、「今に意識を傾ける」マインドフルネスなどが有名ですよね。

しかし世界には様々な国や人種があるように、瞑想の種類、、、というか瞑想に近いものや、それと同じ目的を持ったものは非常に多くの種類があります。

例えば

  • 静かに座って行うもの
  • ヨガのように様々な体位を取るもの
  • 集団で声を発しながら行うもの
  • 太極拳のようなゆっくりとした動きのあるもの
  • 激しいダンスを行いながら行うもの

などなど、瞑想(近しいものを含む)の種類は国や地域、人種によって目的は同じでも、方法は全くと言って良いほど異なります。

ですのでまずは一般的なものでその感覚を身につけたり効果を感じられるようになってから、興味があるのであれば、他のものにチャレンジしてみるのが良いかもしれません。

 

瞑想をするとどんな状態になるのか

正しく瞑想すると肉体は眠ったまま、意識が覚醒した状態になり、これを「変性意識」と言います。

※ 英語では「アルタード・ステーツ(altered states)」と言います

肉体も意識も、共に眠ってしまった状態が「睡眠」

肉体も意識も、共に覚醒している状態が「活動」(普通に起きて行動している状態)

これに対し「瞑想」とは、肉体は眠っているのに、意識は覚醒している状態です。

仏像や仏画で、目を半分見開いた状態(半眼)にしているのを見たことがありますよね。それは、この「半覚醒」状態を、象徴的に表現したものです。

起きているのでもなければ眠っているのでもない状態の瞑想状態を仏像や仏画の「半眼」に象徴させているのです。

 

瞑想はどのくらいの時間行えば良いのか

瞑想には何分何時間行うと効果があるという決まりはありません。なぜかというと、瞑想を行う人の環境や熟練度、集中の度合いや、何を求めているのか?によって、瞑想に必要な時間が全く異なってくるからです。

ですので、瞑想をこれから始めてみたい人や、始めたばかりの人は、まずは短い時間からスタートするのが良いでしょう。

ポイントとしては、瞑想を行う時間よりも毎日継続して行う事の方が大切です
やはり最初のうちは瞑想をしてもあまり効果を感じられなかったり、集中力が続かないなどがありますので、どうしても続ける事が難しいです。
 
ですので、長い時間無理して行うよりも、「毎日瞑想を5分だけ必ずやる」などと時間を決めて行う方が良いですし、長い目で見るとそのその方が瞑想の効果をしっかりと感じられるようになります。

 

瞑想にはどんな効果があるのか

瞑想を行って得られる効果としては一般的には、心のやすらぎや安定感といった要素が主になります。しかしなかにははっきりとした目的や自己実現、あるいは夢の実現のためのエネルギーを得られる人もいます。

また瞑想を行うことにより、集中力がかなり向上しますので、いつもはかなりな時間がかかっていたものでも、瞑想をすることにより、作業効率が上がり、あっという間に終了してしまうなんてこともあります。

そして、感情や精神、心がリラックスした状態を感覚的に身に着けることができるようになりますので、ストレスを受けにくくなったり、疲れにくくなるという嬉しい効果も瞑想を行う事で得る事ができる嬉しい効果の一つです。

また、瞑想を行う事で得られる効果には、イメージを引き寄せる力が強化される事などもあります。

これは「引き寄せの法則」をパワーアップさせたものと捉えてもらうとわかりやすいかもしれません。瞑想を定期的に行うようになると、無意識のうちに目指す方向へと自分の足で進んで行くようになるという事です。

 

その他にもある瞑想の効果

瞑想が心身に良さそうなのはなんとなくわかるけれど、いったい何がどのように良いのかわからなければ積極的に取り組もうとは思えないですよね。

そこでまずは、瞑想を行う事でどのようなメリットを得られるのかを知っていきましょう。

自分を客観的に見つめなおす事ができる

人間は考え事をしていると意識がそこだけに向きがちです。特に嫌な事や悩み事といったネガティブな事柄に関しては思考がその一点に集中してしまいがち。

そうなると、視野が狭くなり物事を深く考えられなくなってしまいます。瞑想を行うと、思考を縛る嫌な現実から一時的に開放されます。例え短い時間でも捕らわれ続けているものから解き放たれると思考が整理され、気持ちが落ちつくのです。

高いリラックス効果を得ることができる

瞑想は呼吸法や力の抜き方も関わってきます。ゆったりと力を抜きつつ姿勢を整え、深く呼吸を行う事で高いリラックス効果を得られます。苛立ちやモヤモヤを抑え、興奮でたかぶっている感情や血圧などを落ち着かせる事ができますよ。

睡眠効率がUPする

瞑想で心身をリラックスした状態に持っていくと必然的に入眠もスムーズになります。頭も身体も精神面もリラックスしていれば、上質な眠りを得る事ができます。

瞑想は朝行うとリラックス効果とリフレッシュ効果を獲得でき、集中力や脳の活性化が期待できます。夜行うと高いリラックス効果でストレス解消などに役立ちます。いつ取り組むかはあなたのライフスタイルに合わせると良いですよ。

タイトルとURLをコピーしました